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原題 | The House of the Spirits | ||
監督 | ビレ・アウゴスト | ||
製作 | ベルント・アイヒンガー | ||
製作総指揮 | エドヴィン・ライヒト/ポーラ・ウェインスタイン/マーク・ローゼンバーグ | ||
原作 | イザベル・アジェンデ | ||
撮影 | イェリエン・ペルション | ||
音楽 | ハンス・ジマー | ||
出演 | メリル・ストリーブ(クララ)/グレン・クローズ(フェルーラ)/ジェレミー・アイアンズ(エステバン)/ウィノナ・ライダー(ブランカ)/アントニオ・バンデラス(ペドロ)/マリア・コンチータ・アロンス(トランジ−ト) | ||
あらすじ | 裕福な家庭に生まれたクララは幼い時から予知能力があり、妖精や精霊を信じていた。姉に恋した貧乏な青年が姉と結婚したいと家に来たとき。まだ幼かったクララはその青年に一目ぼれした。クララの予言した通りに姉が死んで以来クララは自分のせいだと思い誰とも口を利かなくなる。美しく成人したクララは心に秘めていた姉の恋人と結婚し、貧しかった青年は上院議員までのぼりつめ、彼らの娘は使用人の青年と恋に落ちる。時代の波に翻弄されながらも愛を求めながら強く生きる人々。 | ||
感想 | 天使のようなクララの性格は周りを幸せにする不思議な力を持っている。エステバンは姉をどうしてあんなに嫌っていたのだろう。クララには優しくて仕事はきっちりやっていたのに。クララ役のメリル・ストリーブは、良家の子女が純粋なまま大人になった感じが出ていて良かった。 | ||
日本初公開 | 1994.5.14 | ||
観賞日 | 2013.2.3 |
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原題 | The Proposal | ||
監督 | アン・フレッチャー | ||
製作 | デヴィッド・ホバーマン/トッド・リーバーマン | ||
脚本 | ピーター・チアレッリ | ||
撮影 | オリヴァー・ステイプルトン | ||
音楽 | アーロン・ジグマン | ||
出演 | サンドラ・ブロック(マーガレット・テイト)/ライアン・レイノルズ(アンドリュー・パクストン)/メアリー・スティーンバージェン(グレース・パクストン)/クレイグ・T・ネルソン(ジョー・パクストン)/ベティ・ホワイト(祖母アニー)/デニス・オヘア(ギルバートソン)/マリン・アッカーマン(ガートルード)/オスカー・ヌニェス(ラモーン) | ||
あらすじ | ニューヨークの出版社に勤めるやり手独身40女性マーガレットは、カナダ国籍だが、ビザの申請をわすrていて国外退去処分を逃れる為に、とっさにそばにいたアシスタントのアンドリューと結婚すると言い出した。ありえない二人の関係に回りはビックリするが、アンドリューの祖母の誕生祝に二人でアンドリューの故郷のアラスカに行く事になった。 | ||
感想 | アンドリュー役のライアン・レイノルズって何本もの映画を見てるはずなのにイマイチ記憶に無かった。スカーレット・ヨハンソンの夫?カッコイイ!劇中で全裸でマーガレットとアンドリューがぶつかって倒れこむシーンがあったけどライアン・レイノルズ引き締まった良い身体してた。面白かった。かなり年下の夫か〜!羨ましい。 | ||
日本初公開 | 2009.10.16 | ||
観賞日 | 2010.11.20 |
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原題 | To Kill A Mockingbird | ||
監督 | ロバート・マリガン | ||
製作 | アラン・J・パクラ | ||
原作 | ハーパー・リー | ||
脚本 | ホートン・フート | ||
撮影 | ラッセル・ハーラン | ||
音楽 | エルマー・バーンスタイン | ||
出演 | グレゴリー・ペック/メアリー・バダム/フィリップ・アルフォード | ||
あらすじ | アラバマ州メイコムの小さな町に、弁護士アティカス(グレゴリー・ペック)一家は、息子のジェム(フィリップ・アルフォード)、娘のスカウト(メアリー・バーダム)、それに黒人の通いの家政婦の4人で暮している。夏休みになると隣りの家に男の子が毎年来る。三人は夏の間一緒に冒険する。ある日、娘が黒人トムに強姦されたと農夫ボブが訴えてきた。黒人トムの弁護を引き受けることになったアティカスだったが町の人々は黒人の弁護に反対し、アティカスは微妙な立場になる。 | ||
感想 | ☆6歳の女の子スカウトの目で見たアラバマ州の田舎町メイコムの人々と生活が描かれていて人種差別の激しい南部で正義感溢れる父親と、子供達のキラキラした目が印象的だった。子供って意外とシッカリと物事を見ていて色々と考えているんだと思わせられた。懐かしくて良い映画だった。 | ||
日本初公開 | 1963.6. | ||
観賞日 | 2011.10.29 |
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原題 | The Witches of Eastwick | ||
監督 | ジョージ・ミラー | ||
製作総指揮 | ロブ・コーエン/ドン・デヴリン | ||
製作 | ニール・キャントン | ||
原作 | ジョン・アップダイク | ||
脚本 | マイケル・クリストファー | ||
撮影 | ヴィルモス・ジグモンド | ||
音楽 | ジョン・ウィリアムズ | ||
出演 | ジャック・ニコルソン(ダリル)/シェール(アレクサンドラ)/スーザン・サランドン(ジェーン)/ミシェル・ファイファー(スーキー)/ヴェロニカ・カートライト(フェリシア)/カレル・ストルイケン(フィデル)/リチャード・ジェンキンス(クライド)/キース・ヨーカム(ウォルター) | ||
あらすじ | ニューイングランドの平和な村イーストウィックに暮す三人の女性は三人とも男運がなく、毎週一回三人で集まっては自分達の不遇を嘆いていたが、町外れにやって来た男(実は悪魔)と知り合ってから彼女達の運命は変貌する。 | ||
感想 | 面白かった。ダリル役の俳優がもっとハンサムで美形の方が悪魔って感じがすると思うんだけど、ジャック・ニコルソン余りにも人間っぽい。 | ||
日本初公開 | 1987.10. | ||
観賞日 | 2011.5.19 |
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原題 | Invictus | ||
監督 | クリント・イーストウッド | ||
製作総指揮 | モーガン・フリーマン/ティム・ムーア | ||
製作 | クリント・イーストウッド/ロリ・マクレアリー/ロバート・ロレンツ(ほか) | ||
脚本 | アンソニー・ペッカム | ||
撮影 | トム・スターン | ||
音楽 | カイル・イーストウッド/マイケル・スティーヴンス | ||
出演 | モーガン・フリーマン(ネルソン・マンデラ)/マット・デイモン(フランソワ・ピナール)/トニー・キゴロギ(ジェーソン)/パトリック・モフォケン(リンガ)/マット・スターン(ヘンドリック) | ||
あらすじ | 27年間の投獄生活の後、南アフリカ共和国初の黒人大統領として執務に付いたマンデラは、アパルトヘイトは撤廃された物の今だに黒人と白人の人種間の対立は消えていない事に憂慮し、同国で開催されるラグビーのW杯大会こそ国が一つになるチャンスと考え、巧みな統率力で国民を導いていく・・・ | ||
感想 | 過酷な人生を生き延びてきたマンデラなのに眼差し、穏やかな人柄と愛情のこもった眼差し、マンデラ役はフリーマン以外考えられなかっただろうな。マット・デイモンもチームを統率する主将役だったが、マンデラの人柄に触れ人間として、又スポーツマンとして成長した。やっぱり、クリント・イーストウッドの作品はしみじみと感動するな〜 | ||
日本初公開 | 2010.2.5 | ||
観賞日 | 2011.1.3 |
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原題 | The Children's Hour | ||
監督 | ウィリアム・ワイラー | ||
製作 | ウィリアム・ワイラー | ||
脚本 | ジョン・マイケル・ヘイズ | ||
撮影 | フランツ・F・プラナー | ||
音楽 | アレックス・ノース | ||
出演 | オードリー・ヘプバーン(カレン)/シャーリー・マクレーン(マーサ)/ジェームズ・ガーナー(ジョー)/フェイ・ベインター(ティルフォード夫人)/ミリアム・ホプキンス(モーター夫人)/ヴェロニカ・カートライト(ロザリー) | ||
あらすじ | 学生時代から仲が良いカレンとマーサは、寄宿制女学校の共同経営者になり順調な日々を送っていた。カレンは、有力者の甥で2年前に婚約した医師ジョーとの結婚も真剣に考えだしていた。一方、有力者の孫で反抗的な女生徒が、叱られた腹いせにカレンとマーサが愛しあっていると噂したせいで、カレンとマーサの周囲を含む町の人々の間であらぬ誤解が広がってしまい、カレンはジョーとの婚約を解消せざるをえなくなり……。 | ||
感想 | ちょっとした子供の嘘を信じたばかりに人の人生を大きく歪めてしまった噂の怖さ。子供は罪がないと良く言うけど、幼い顔の下の邪悪な心程怖いものは無いと思った。マーサ役のシャーリー・マクレーンが可哀想だった。カレン役のヘップ・バーンがマーサの葬儀を終えて未来に向かって歩き始める場面が毅然として清々しかった。 | ||
日本初公開 | 1962.4.21 | ||
観賞日 | 2013.1.23 |
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原題 | Bacheha―ye Aseman | ||
監督 | マジッド・マジディ | ||
脚本 | マジッド・マジディ | ||
撮影 | パービズ・マレクザデー | ||
出演 | ミル・ファロク・ハシェミアン(アリ)/バハレ・セッデキ(ザーラ)/アミル・ナージ(アリの父) | ||
あらすじ | 妹の赤い靴を修理して帰る途中、八百屋でじゃがいもを買っている間に、店先においてあった靴の入ったビニールの袋をゴミと間違えられて持っていかれてしまった。貧しい両親の事を思うと新しい靴が欲しいと言えず、一つの靴を妹と変わりがわる履いて学校に行く。そんな時、マラソン大会が有り、三等賞の商品が運動靴だと知って、なんとしても三等になろうとマラソン大会に出場する事になったが・・・・ | ||
感想 | 2人の兄妹がけな気で、両親を気遣いながら自分の出来る事を一生懸命やっている姿に感動した。庭師の仕事を探して郊外の豪邸に行くと貧富の差を思い切り見せ付けられる。豪邸の子供は祖父と二人で寂しい毎日を送っている様子だった。貧しくても家族肩寄せ合い暮しているアリ兄妹の方が幸せなのかもしれないと感じた。感動した。 | ||
日本初公開 | 1999.7. | ||
観賞日 | 2011.7.26 |
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原題 | Le concert | ||
監督 | ラデュ・ミヘイレアニュ | ||
製作 | アラン・アタル | ||
脚本 | ラデュ・ミヘイレアニュ/マシュー・ロビンス/アラン・ミシェル・ブラン | ||
撮影 | ローラン・ダイヤン | ||
音楽 | アルマンド・アマール | ||
出演 | アレクセイ・グシュコブ(アンドレイ・フィリポフ)/メラニー・ロラン(アンヌ=マリー・ジャケ)/ミウ=ミウ(ギレーヌ・ドゥ・ラ・リヴィエール)/フランソワ・ベルレアン(オリヴィエ・デュプレシス)/ドミトリー・ナザロフ(サシャ・グロスマン)/ヴァレリー・バリノフ(イワン・ガヴリーロフ) | ||
あらすじ | ロシア、かつては名指揮者だったが、今ではボリショイ劇場の掃除夫をしているアンドレイは、たまたまフランスから来た講演要請のファックスを見て、当時の楽団員を集めてパリでの演奏会を目指すが・・・・ | ||
感想 | ☆面白かったし演奏が素晴らしい。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲映画の演奏が素晴らしい。フランス映画だからわけ分からないのかと思ったけど最高だった。ロシアの共産党の栄光を今一度と熱望する元KGBのマネージャーも憎めなかった。ヴァイオリニストに扮したメラニー・ロラン良かった。 | ||
日本初公開 | 2010.4.17 | ||
観賞日 | 2011.5.19 |
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原題 | The Omen | ||
監督 | リチャード・ドナー | ||
製作 | ハーヴィー・バーナード | ||
脚本 | デヴィッド・セルツァー | ||
撮影 | ギルバート・テイラー | ||
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス | ||
出演 | グレゴリー・ペック(ロバート)/リー・レミック(キャサリン)/ハーヴィー・スティーヴンス(ダミアン)/デヴィッド・ワーナー(ジェニングス)/ビリー・ホワイトロー(ベイロック夫人) | ||
あらすじ | イタリアのローマ,米国の外交官ロバートは、妻キャサリンが死産した事を隠して、神父に進められた同じ6月6日午前6時に生まれた他人の子どもを引き取り、ダミアンと名付けて育てることになったが、5年後、ダミアンが5歳の誕生日を迎えた6月6日から一家の周辺では不可解な事故が頻発するようになる。疑問に思ったロバートがダミアンのルーツに関して調査を開始すると、信じられないような意外な事実が明らかになる。 | ||
感想 | 子供の無邪気さって反面恐ろしい。自分の息子が悪魔の子だと知らされても無邪気な笑顔を見ていると絶対信じられないと思う父親。キャサリンは女の本性で、ダミアンが自分の生んだ子供ではないと気がついてダミアンが恐ろしいと思うようになる。ダミアンという名前も、いかにもピッタリだ。 | ||
日本初公開 | 1976.10.2 | ||
観賞日 | 2013.2.21 |
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原題 | How To Steal A Million | ||
監督 | ウィリアム・ワイラー | ||
原作 | ジョージ・ブラッドショウ | ||
脚本 | ハリー・カーニッツ | ||
撮影 | チャールズ・ラング | ||
音楽 | ジョン・ウィリアムズ | ||
出演 | オードリー・ヘプバーン(ニコル)/ ピーター・オトゥール(シモン)/イーライ・ウォラック(デヴィッド)/ヒュー・グリフィス(シャルル)/シャルル・ボワイエ(ベルナール)/マルセル・ダリオ/フェルナン・グラヴェ | ||
あらすじ | 美術品収集家のシャルルの娘ニコルは、父に贋作をやめるように解くが聞き入れられず、やむなく、家に忍び込んだ、私立探偵に贋作を盗むように頼み二人して美術館に展示中の贋作を盗みに入る | ||
感想 | ヘップ・バーンが掃除婦のスタイルで床磨きするところがキュートでコミカルで楽しかった。 | ||
日本初公開 | 1966.11. | ||
観賞日 | 2011.5.20 |
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原題 | Carnage | ||
監督 | ロマン・ポランスキー | ||
製作 | サイド・ベン・サイド | ||
脚本 | ヤスミナ・レザ/ロマン・ポランスキー | ||
撮影 | パヴェウ・エデルマン | ||
音楽 | アレクサンドル・デスプラ | ||
出演 | ジョディ・フォスター(ペネロペ・ロングストリート)/ケイト・ウインスレット(ナンシー・カウアン)/ジョン・C・ライリー(マイケル・ロングストリート)/クリストフ・ヴァルツ | ||
あらすじ | NYのブルックリのごく普通の家庭。11歳の子ども同士が喧嘩して、片方の少年が前歯2本を折るというちょっとした騒ぎが発生して、けがを負わせた側の少年の両親のカウアン夫妻が、けがを負った方の少年の両親ロングストリート夫妻の家を訪れ、和解のための話し合いが始まるが、当初は遠慮がちに始まった双方の話し合いで、良識ある大人達は今日はこれでお互い納得して帰りかけるが、ロングストリートが娘の飼っていたハムスターを公園に捨てたと言ったことから、カウフマン夫人が非人道的な許されない行為だと怒り出し、帰り掛けていたのが、再び部屋に戻り、やがて次第に熱を帯びて、壮絶なトークバトルへと発展していく。 | ||
感想 | 最初はお互いに見識のある物分りのいい人間を装い自制しているが心の中に一物あるものだから一つ堰が切れるととめどなくお互いを責め合う。人間の本性を見たと言った感じだった。面白くて短く感じた。やっぱり4人の演技力が物を言ったのかも。ラストのシーンでこの喧嘩がいかに無意味だったかを知ることになる。 | ||
日本初公開 | 2012.2.18 | ||
観賞日 | 2013.2.21 |
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原題 | The Cassandra Crossing | ||
監督 | ジョージ・P・コスマトス | ||
製作 | カルロ・ポンティ/ルー・グレイド | ||
原案 | ジョージ・P・コスマトス/ロバート・カッツ | ||
脚本 | ジョージ・P・コスマトス/ロバート・カッツ/トム・マンキウィッツ | ||
撮影 | エンニオ・グァルニエリ | ||
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス | ||
出演 | リチャード・ハリス(チェンバレン博士)/バート・ランカスター(マッケンジー大佐)/ソフィア・ローレン(ジェニファー・チェンバレン)/エヴァ・ガードナー(ニコール・ドレスラー)/マーティン・シーン(ロビー・ナヴァロ)/ジョン・フィリップ・ロー(スターク大佐) | ||
あらすじ | 3人のテロリストがジュネーブのIHO(国際保健機構)にある、米国の秘密生物研究に忍び込むが、爆破に失敗。危険な細菌に感染したテロリストのひとりが大陸横断列車に乗り込み、CIAのマッケンジーは列車に乗車していた著名な医師チェンバレンと連絡を取って、感染者を治療させるが、マッケンジーは細菌の秘密を葬るため、30年近く使用されていない“カサンドラ・クロス”と呼ばれる鉄橋に列車を誘導する策を取る。 列車の客は医師チェンバレンと別れた妻ジェニファー、兵器製造会社の社長の妻とその愛人の登山家。登山家は麻薬密売の容疑で警察に追われている。登山家を追ってきた警官。さまざまな人が乗り込んでいる。細菌の感染はあっという間に乗客の間に広がっていく・・・・ | ||
感想 | マッケンジー大佐役のバート・ランカスターは非情な軍人役で存在感がやっぱり凄い。ソフィア・ローレンは美しい。カサンドラ・クロスの鉄橋場面は迫力満点だし、まだ若いマーティン・シーンが列車の窓を伝って行く場面はハラハラどきどきした。 | ||
日本初公開 | 1976.12.18 | ||
観賞日 | 2013.1.24 |
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原題 | Le voyage dans la lune | ||
監督 | ジョルジュ・メリエス | ||
製作 | ジョルジュ・メリエス | ||
脚本 | ジョルジュ・メリエス | ||
出演 | ジョルジュ・メリエス | ||
あらすじ | 議会で月旅行に行くと発表して論争を巻き起こしたが、6人の科学者が行く事になった。ロケットに乗り込み、ショートパンツの女性たちがロケットを発射台に押し込み、観衆の歓声に送られて発射した。月がだんだん近くなって月の顔の目に突き刺さり、涙ともいえる赤い血が流れた。月に降り立った6人は月から地球を見て大喜びした。夜になったので毛布をかぶって眠る。その間に天使とも言える女性たちが彼らを見下ろし雪を降らせる。雪が降ってきて寒くなり目が覚めた6人は雪を振り払い、洞窟に逃げ込む。洞窟には巨大なキノコが生えていて、6人は持って来た傘を地面に突き刺すと傘はキノコになってどんどん伸びていく。そこに月の生き物(緑色の河童に似た宇宙人)が来て6人は囚われ、この月の王様のような者の前に引き出されたが、王様をやっつけて逃げ出し、崖の上に止めてあったロケットに乗り、一人がロケットに下げられているロープに捕まると彼の重みでロケットは崖下に落ちる。追って来た緑色の宇宙人の一人がロケットの上に載ったままロケットは海に落ちた。ロケットは回収され船に引かれて帰ってきた。6人は大歓迎され勲章のような金色の丸い大きなメダルのようなものをもらった。 | ||
感想 | 粉々に成ったフィルムから復元した1900年初等の映画。動きも滑らかで音声は無くても意味は良く分かる。こんな映画を、日本の明治33年ごろに作れたなんて素晴らしい。 | ||
日本初公開 | 1905.8. | ||
観賞日 | 2013.3.23 |
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原題 | THE BLIND SIDE | ||
監督 | ジョン・リー・ハンコック | ||
製作 | ギル・ネッター/アンドリュー・A・コソーヴ/ブロデリック・ジョンソン | ||
製作総指揮 | モリー・スミス/ティモシー・M・バーン/アーウィン・ストフ | ||
原作 | マイケル・ルイス(『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』(ランダムハウ) | ||
脚本 | ジョン・リー・ハンコック | ||
撮影 | アラー・キヴィロ | ||
プロダクション デザイナー | マイケル・コレンブリス | ||
衣装デザイン | ダニエル・オーランディ | ||
編集 | マーク・リヴォルシー | ||
音楽 | カーター・バーウェル | ||
出演 | サンドラ・ブロック(リー・アン・テューイ)/クィントン・アーロン(マイケル・オアー)/ティム・マッグロウ(ショーン・テューイ)/キャシー・ベイツ(スー夫人)/リリー・コリンズ(コリンズ・テューイ)/ジェイ・ヘッド(S・J・テューイ)/レイ・マッキノン(バート・コットン)/キム・ディケンズ/ キャサリン・ダイアー/アンディ・スタール/トム・ノウィッキ | ||
あらすじ | 二人の子供と理解のある夫に囲まれて裕福な毎日を過ごすリー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)は真冬に服も無く寝るところも無く町を歩いている巨漢の黒人の少年を自分の家に連れてくる。何も話そうとしない少年マイケルを観察するに付け少年の内に秘められた優しさと悲しさに彼をほおって置けなくなる。後見人になり、マイケルの才能を何かないか探す。勉強の方は今にも学校から退学させられそうな位だが、保護本能だけはずば抜けて優れていることに気が付いたリーはマイケルをアメフトのチームに入れる。が、ルールも何も知らないマイケルは最初は全然役に立たなかった。息子のS・Jはマイケルを兄貴と慕って練習と特訓を一緒にする。娘も友達に変な目で見られても学校でも一緒の席に座って勉強したりする。新しい家族の愛情に守られて悲惨な少年時代からNFLに入団したマイケル・オアー選手の実話に基づいた映画。 | ||
感想 | 取り上げ方によっては悲惨な暗い、シリアスは話になりそうだが、サンドラ・ブロックの小気味良い存在が見ていてスカッとしたし、息子のS・Jが小さいのに頼りになるし、各大学のスカウトマンがやってきて自分の大学に来てもらうようアピールする時、どんな条件か、家族の見返りとか自分への特典をS・Jが交渉するのが微笑ましい。 見ず知らずの黒人の少年を家に住まわせるなんて普通の人にはとても出来ないだろうけど、いくらでもお金が自由になると言う事は一つの強みなんだろうな! | ||
日本初公開 | 2010.2.27 | ||
観賞日 | 2011.1.1 |
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原題 | Larry Crowne | ||
監督 | トム・ハンクス | ||
製作 | トム・ハンクス/ゲイリー・ゴーツマン | ||
製作総指揮 | フィリップ・ルスレ/スティーヴン・シェアシアン/ジェブ・ブロディ/ファブリス・ジャンフェルミ/デヴィッド・コートスワース | ||
脚本 | トム・ハンクス/ニア・ヴァルダロス | ||
撮影 | フィリップ・ルースロ | ||
音楽 | ジェームス・ニュートン・ハワード | ||
出演 | トム・ハンクス(ラリー)/ジュリア・ロバーツ(メルセデス)/ブライアン・クランストン(ディーン)/セドリック・ジ・エンターテイナー(ラマー)/タラジ・P・ヘンソン(ベラ)/ググ・バサ=ロー(タリア) | ||
あらすじ | スーパーマーケットで、働くラリー。優良社員として何度も表彰されたが大卒でないのを理由にリストラされてしまった。一念発起して短期大学に入学する。10人にも満たないクラスにはいろんな人種や年齢の生徒が居て朝8:30からの授業は落ちコボレのクラスだった。教師は人生に不満を持っているメルセデス。家計のためにラリーは中古のオートバイで学校に通い、オートバイ愛好者のグループと仲良くなり、ラリーがクラスに入ってから他の生徒たちのやる気も起きて、教師メルセデセにとっても人生の転機となった。 | ||
感想 | 50歳を過ぎてローンを抱え、リストラになって本当にこれからどうしようかとお先真っ暗になると思う。アメリカには何歳でも入れる短期のカレッジがあるんだ。特に難しい試験も無さそうだったし。かつての大卒の同僚がピザを持ってきた時自分もいっぱいいっぱいなのに彼にチップを弾んだラリーはなんていい人なの。登場人物はそれぞれに良い人ばかりで心温まる映画だった。 | ||
日本初公開 | 2012.5.11 | ||
観賞日 | 2013.2.23 |
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原題 | JFK | ||
監督 | オリバー・ストーン | ||
製作 | オリバー・ストーン/A・キットマン・ホー | ||
原作 | ジム・ギャリソン/ジム・マーズ | ||
脚本 | オリバー・ストーン/ザカリー・スクラー | ||
撮影 | ロバート・リチャードソン | ||
音楽 | ジョン・ウィリアムズ | ||
出演 | ケビン・コスナー(ジム・ギャリソン)/シシー・スペイセク(リズ・ギャリソン)/トミー・リー・ジョーンズ(クレイ・ショウ)/ゲイリー・オールドマン(オズワルド)/ジャック・レモン(ジャック・マーティン)/ジョー・ペシ(デヴィッド・フェリー)/ウォルター・マッソー(ロング上院議員)/ケビン・ベイコン(ウィリー・オキーフ)/ドナルド・サザーランド | ||
あらすじ | 1963年ダラスでのケネディ大統領暗殺事件は世界中に衝撃をもたらし、直後に逮捕されたオズワルドの死、彼の単独説に疑問を持った地方検事ギャリソンは独自の調査を始める。 | ||
感想 | 実際のフィルムとギャリソンの推理には納得させられるものがあり、あながち見当外れの推理では無いような気になったのは、監督の腕か?兎に角2036年の資料公開が待ちどうしいが、どのような事実が待っているにしても、事件の当事者達はもう全員死んでいるだろうし・・・・ しかし、考えてみよう、もしケネディが生きていて自分の政策を実行したとしたら、世界は今どのようになっていただろうかと・・・ | ||
日本初公開 | 1992.3. | ||
観賞日 | 2011.7.26 |
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原題 | The Ides of March | ||
監督 | ジョージ・クルーニー | ||
製作 | ジョージ・クルーニー/グラント・ヘスロヴ/ブライアン・オリヴァー | ||
脚本 | ジョージ・クルーニー/グラント・ヘスロヴ/ボー・ウィリモン | ||
撮影 | フェドン・ババマイケル | ||
音楽 | アレクサンドル・デスプラ | ||
出演 | ライアン・ゴズリング(スティーヴン・マイヤーズ)/ジョージ・クルーニー(マイク・モリス)/フィリップ・シーモア・ホフマン(ポール・ザラ)/ポール・ジアマッティ(トム・ダフィー)/マリサ・トメイ(アイダ・ホロウィッチ)/エヴァン・レイチェル・ウッド(モリー・スターンズ) | ||
あらすじ | アメリカ合衆国大統領の座を目指して民主党の予備選挙に出馬した、ペンシルヴェニア州知事マイクの若い広報官 スティーヴンは相手陣営の選挙参謀ダフィーから、会いたいとの連絡を受けて指定の場所に行くが、君を引き抜いてわが陣営に迎えたいと言われ、戸惑いを隠せない気持ちだった。上司ポールに敵陣営からの誘いの話を打ち明けるが、忠誠心を疑われて首になる。選挙事務所の20歳のインターンと知事の関係を知ってしまい巻き返しを図ろうとするが・・・・ | ||
感想 | 大統領選挙の裏で汚い駆け引きが渦巻いている。若い広報官のライアン・ゴズリングのクールな感じが良かった。 | ||
日本初公開 | 2012.3.31 | ||
観賞日 | 2013.1.22 |
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原題 | Turner&hooch | ||
監督 | ロジャー・スポティスウッド | ||
製作 | レイモンド・ワグナー | ||
原案 | デニス・シュリアック/マイケル・ブロジェット | ||
脚本 | デニス・シュリアック/マイケル・ブロジェット | ||
撮影 | アダム・グリーンバーグ | ||
音楽 | チャールズ・グロス | ||
出演 | トム・ハンクス(スコット・ターナー)/メア・ウイニンガム(エミリー)/クレイグ・T・ネルソン(ハワード)/レジナルド・ヴェルジョンソン(デヴィッド)/スコット・ポーリン(ザック)/ジョン・マッキンタイア(エイモス) | ||
あらすじ | お世辞にもかわいいとはいえない上、とてつもなく手間のかかる犬を預かるハメになった潔癖症の刑事に起こる数々のトラブルを描いたコメディー。小さな港町の刑事ターナーが日ごろから気にかけていた、船上で生活する老人が殺された。残された老人の愛犬・フーチを預かったターナーの生活は、その日からめちゃくちゃに!だが難航する捜査のカギはフーチが握っていた。若かりし日のトム・ハンクスが、まじめで実直な刑事を好演。 | ||
感想 | フーチーが兎に角汚くて怖い顔ででかい犬。表情が上手い犬だった。トム・ハンクスが若くて清潔で警官のイメージではなく好青年だった。。 | ||
日本初公開 | 1990.3. | ||
観賞日 | 2010.8.24 |
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原題 | The Life Before Her Eyes | ||
監督 | ヴァディム・パールマン | ||
製作 | ヴァディム・パールマン/エイメ・ペロンネ/アンソニー・カタガス(ほか) | ||
脚本 | エミール・スターン | ||
撮影 | パヴェウ・エデルマン | ||
音楽 | ジェームズ・ホーナー | ||
出演 | ユマ・サーマン(ダイアナ・マクフィー)/エヴァン・レイチェル・ウッド(ダイアナ・マクフィー(高校時代))/エヴァ・アムリ(モーリーン)/オスカー・アイザック(マーカス)/ガブリエル・ブレナン(エマ) | ||
あらすじ | 高校生のダイアナ、学校で同級生の乱射事件に巻き込まれ、親友と自分、どちらを殺すか選択を突きつけられた、ダイアナはどちらを選ぶのか・・・・ | ||
感想 | 時間が前後して常に事件の事が頭から離れないダイアナだと思ってみていたけどラストシーンですっかり分からなくなった。結局15年後のダイアナの生活はなんだったの?無?二度見たけど説明できない。 | ||
日本初公開 | 2009.3.14 | ||
観賞日 | 2010.8.24 |
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原題 | The Truman Show | ||
監督 | ピーター・ウィアー | ||
製作 | スコット・ルーディン/アンドリュー・ニコル(ほか) | ||
脚本 | アンドリュー・ニコル | ||
撮影 | ピーター・ビジウ | ||
音楽 | ブルクハルト・ダルウィッツ/フィリップ・グラス | ||
出演 | ジム・キャリー(トゥルーマン)/ローラ・リニー(メリル)/エド・ハリス(クリストフ)/ノア・エメリッヒ(マーロン)/ナターシャ・マケルホーン(ローレン/シルビア)/ホランド・テイラー(トゥルーマンの母)/ブライアン・ディレート(カーク) | ||
あらすじ | 町は清潔で人々は皆良い人ばかり、そんな町で美しい妻と二人で暮すトゥルーマンだが、ナント彼の生活は生まれた時からズット隠しカメラで生中継されて全世界に放映されているテレビの主人公だった。知らないのはトゥルーマンただ1人。町は巨大なセットで空に浮かぶ月の中がテレビ中継の中枢部、監督は其処から全て指示を出していた。しかし、一つだけ監督の誤算が有った。学生時代好きになった女性と無理に引き離されて其の女性を探す為にいつかこの海の向こうの彼女が居ると言うフィジー諸島に行くことだ。自分を取り巻く色んなことに不信感を憶えたトゥルーマンはとうとう町からの脱出を試みるが・・・・・ | ||
感想 | 巨大なセットが凄い。そういわれてみれば町も人もなんとなく作り物っぽい。気の毒なトゥルーマン。ジム・キャリーって普通の演技だとかっこいい。妻の様子もそういわれて見ると最初からカメラを意識したような部分も有って。映画の前知識を知らないで見たから私もトゥルーマンと同じ気持ちで不思議な事ばかりだった。面白かった。 | ||
日本初公開 | 1998.10. | ||
観賞日 | 2011.1.3 |
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原題 | Transporter 3 | ||
監督 | オリヴィエ・メガトン | ||
製作 | リュック・ペッソン/スティーヴ・チャスマン | ||
脚本 | リュック・ペッソン/ロバート・マーク・ケイメン | ||
撮影 | ジョヴァンニ・フィオーレ・コルテラッチ | ||
音楽 | アレクサンドル・アザリア | ||
出演 | ジェーソン・ステーサム(フランク・マーティン)/ナタリア・ルダコーワ(ヴァレンティーナ)/フランソワ・ベルレアン(タルコーニ警部)/ロバート・ネッパー(ジョンソン)/ジェローン・クラッペ(レオニード)/エリック・エブアニー(アイス)/セーム・シュルト(ザ・ジャイアント) | ||
あらすじ | プロの運び屋=トランスポーターの活躍を描く人気アクション第3弾。J・ステーサム扮する主人公フランクは、クルマから離れると爆発する腕輪をはめられてしまうのだが!? どんな荷物だろうが中身も理由も問わず、期限通りに必ず届けるプロの運び屋=トランスポーター。J・ステーサムが、当たり役となった主人公フランクを演じる人気アクションシリーズ第3弾。今回は、ある事情を抱えたヒロインを目的地まで運ぶよう、半ば強制されたフランクが、愛車から20メートル離れると爆発するというブレスレットをはめられてしまう。失敗も逃げ出すことも許されない絶体絶命の状況で、なおクールさを失わないフランクの活躍と超絶カーチェイスが見もの。共演には人気ドラマ「プリズン・ブレイク」のR・ネッパー。 凄腕の運び屋フランクは、ジョンソンと名乗る男からのぶしつけな依頼を断ったものの、不意打ちで拉致され、否応なしに仕事を受けることになった。その理由は、手首にはめられたブレスレット。愛車から20メートル離れると、そこに内蔵された爆薬が破裂してしまうのだ。積み荷は、同じ爆弾ブレスレットを付けられた美女ヴァレンティーナ。追っ手をかわしながら、マルセイユからオデッサに至る道をひた走るフランクだったが……。 | ||
感想 | フランクは武器を持たず、自分の身につけているワイシャツ、背広、ネクタイを武器に戦い、終ると又新しいシャツに着替えて表情も崩さない。車ごと列車の屋根に乗ったり、ダムに落ちたら車のタイヤの空気を吸って生き延び、ゴムの袋にタイヤの空気を入れて車を浮き上がらせて車から離れないようにしたりアクションが兎に角スマート。このシリーズはアクション物でも別格だ。面白かった。誘拐された娘はフランクを挑発して、今までの鉄則を破って彼女と良い仲になった。そばかすが一杯で、アイラインの濃い娘だったけど・・・・ | ||
日本初公開 | 2009.8.15 | ||
観賞日 | 2010.8.24 |
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原題 | NINE | ||
監督 | ロブ・マーシャル | ||
製作 | マーク・プラット/ハーヴェイ・ワインスタイン/ジョン・デルーカ/ロブ・マーシャル | ||
製作総指揮 | ライアン・カヴァナー/タッカー・トゥーリー/ボブ・ワインスタイン/ケリー・カーマイケル/マイケル・ドライヤー | ||
原作 | アーサー・コピット | ||
脚本 | アンソニー・ミンゲラ/マイケル・トルキン | ||
撮影 | ディオン・ビーブ | ||
プロダクション デザイナー | ジョン・マイヤー | ||
衣装デザイン | コリーン・アトウッド | ||
編集 | クレア・シンプソン/ワイアット・スミス | ||
音楽 | モーリー・イェストン/アンドレア・グエラ | ||
出演 | ダニエル・デイ=ルイス(グイド・コンティーニ)/マリオン・コティヤール(ルイザ)/ペネロペ・クルス(カルラ)/ジュディ・デンチ(リリー)/ケイト・ハドソン(ステファニー)/ニコール・キッドマン(クラウディア・ジェンセン)/ソフィア・ローレン(ママ)/ファーギー(サラギーナ)/ リッキー・トニャッツィ/ エリオ・ジェルマーノ/アンドレア・ディ・ステファノ | ||
あらすじ | 映画「ITALIA」のセットは完成し、キャストも撮影現場に到着し、脚本が出来ていないのに、衣装係のリリーは衣装を作っている。グイドは製作発表記者会見に望んだが、記者の質問に答えられなくて逃げ出す。グイドはストレスと疲れの毎日の中、妄想の中に自分を埋没させ現実逃避するが・・・・・ | ||
感想 | 豪華女優陣、ソフィア・ローレン、ニコール・キッドマン、ペネロペ・クルス、ケイト・ハドソン、マリオン・コティアール、ファーギー、の歌とダンスが素晴らしい!監督グイドの苦悩はどうでも良いけど、女優達のパフォーマンスは見る価値あり。特にペネロペ・クルスのメチャセクスィーなダンス、ケイト・ハドソンのパンチの効いた歌とダンスは素晴らしい。ソフィア・ローレンはあの年齢であの美しさ、あのスタイル、さすがのニコール・キッドマンも目立たなかった。でも、其処に居るだけで絵になるニコール。 | ||
日本初公開 | 2010.3.19 | ||
観賞日 | 2011.1.1 |
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原題 | BURLESQUE | ||
監督 | スティーヴン・アンティン | ||
製作 | ドナルド・デライン | ||
製作総指揮 | ステイシー・コルカー・クレイマー/リサ・シャピロ | ||
脚本 | スティーヴン・アンティン | ||
撮影 | ボジャン・バゼリ | ||
プロダクション デザイナー | ジョン・ゲイリー・スティール | ||
衣装デザイン | マイケル・カプラン | ||
編集 | ヴァージニア・カッツ | ||
音楽 | クリストフ・ベック/バック・デイモン | ||
出演 | シェール(テス)/クリスティーナ・アギレラ(アリ)/エリック・デイン(マーカス)/カム・ジガンデイ(ジャック)/ジュリアン・ハフ(ジョージア)/アラン・カミング(アレクシス)/ピーター・ギャラガー(ヴィンス)/クリステン・ベル(ニッキ)/スタンリー・トゥッチ(ショーン) | ||
あらすじ | アイオワの田舎町から歌手を夢見て出てきたアリはふと目にしたクラブ”バーレスク”の看板。外に踊り子が舞台衣装で休んでいた。勇気を持って店に入って目にした素晴らしいショーに、自分は絶対ここで歌いたいと人手が足りなくて忙しそうなクラブのウェートレスを勝手に始めた。クラブ”バーレスク”は経営難で明日にも人手に渡るかも知れないと持ち主のテスは毎日悩んでいた。しかも、テスを覗いて踊り子達は皆クチパクで実際には歌っていない。気が付いたアリは本物の歌を聞かせた方が良いとテスに言うが聞いてもらえない。だが、チャンスはやってくる。主演のダンサーがいつものように遅刻して怒ったテスが踊れるアリに代役を任せたのだが・・・・・ | ||
感想 | ☆アギレラの歌とダンスが素晴らしかった。声が迫力あるしパワフル。シェールも落ち着いた声で良い歌だった。コヨーテアグリに似たストーリーだった。小さい店でもアンナ素晴らしいショーをやるところがアメリカには沢山あるのだろうな。スタンリ・トゥッチがはまり役だった。ジャック役のカム・ジガンデイは今まであまり知らなかったけど結構良いかも、細いのに脱いだらセクシーボディに目が釘付け!元気をもらえた映画。 | ||
日本初公開 | 2010.12.18 | ||
観賞日 | 2011.1.5 |
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原題 | Hamlet | ||
監督 | ローレンス・オリヴィエ | ||
製作 | ローレンス・オリヴィエ | ||
脚本 | ローレンス・オリヴィエ | ||
撮影 | デズモンド・ディキンソン | ||
音楽 | ウィリアム・ウォルトン/ローレンス・オリヴィエ(ハムレット)/ジーン・シモンズ(オフィーリア)/ベイジル・シドニー(クローディアス)/アイリーン・ハーリー(ガートルード)/フェリックス・エイルマー(ポロニアス) | ||
あらすじ | 13世紀頃のデンマーク。父王が急死した後、叔父のクローディアスが王位を継ぎ、王妃だった母ガートルードが叔父と再婚したことに対し、王子のハムレットは納得できない心境を抱き、深い憂うつにとらわれていた。そんな時父の亡霊が出現し、自分はクローディアスとガートルードによって殺されたのだと、ハムレットに告げる。復讐を心に誓ったハムレットは、周囲や恋人のオフィーリアに対し、狂気を装って事の真相を探ろうとする。 | ||
感想 | シェイクスピア劇だが台詞が分かりやすくて他のハムレット映画では理解できなかった部分が良く分かった。俳優達の演技もそれほど大袈裟ではなく退屈しなかった。 | ||
日本初公開 | 1949.9.10 | ||
観賞日 | 2013.2.3 |
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原題 | Oscar et la Dame Rose:OSCAR AND THE LADY IN PINK | ||
監督 | エリック・=エマニュエル・シュミット | ||
製作 | フィリップ・ゴドー | ||
脚本 | エリック・=エマニュエル・シュミット | ||
撮影 | ヴィルジニー・サン=マルタン | ||
音楽 | ミシェル・ルグラン | ||
出演 | ミシェール・ラロック(ローズ)/アミール(オスカー)/マックス・フォン・シドー(デュッセルドルフ)/アミラ・カサール(ゴメット婦長)/ミレーヌ・ドモンジョ(ローズの母) | ||
あらすじ | 白血病の少年オスカーは、周りの皆が自分に気を使って悪戯しても笑いもしないし怒りもしない事に苛立ち、誰とも話をしなくなった。それを案じた院長は、オスカーが唯一話したいという宅配ピザの女主人に掛け合い、ピザの配達のついでにオスカーと話をする約束を取り付けた。最初は嫌がったローズもオスカーの残された命を大切に有意義に過ごさせたいと様々な事を提案する。一日を10年として過ごし、毎日神様に手紙を書く事にした。オスカーと接するに連れて今まで頑なに世間に背を向けて来たローズの中にも変化が生まれてきた。 | ||
感想 | オスカー少年が毎日10歳ずつ年齢を重ねていくに連れてなんとなく大人っぽく感じられるようになるのは不思議だ。 本当の優しさとか命について考えさせられる映画だった。オスカーが息を引き取った跡の院長先生の台詞が印象的だった。涙が止まらなかった。 | ||
日本初公開 | 2010.11.6 | ||
観賞日 | 2011.9.22 |
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原題 | Hugo | ||
監督 | マーティン・スコセッシ | ||
製作 | マーティン・スコセッシ/ジョニー・デップ | ||
脚本 | グレアム・キング/ジョン・ローガン | ||
撮影 | ロバート・リチャードソン | ||
音楽 | ハワード・ショア | ||
出演 | ベン・キングズレー(ジョルジュ・メリエス(老人))/ジュード・ロウ(ヒューゴのお父さん)/エイサ・バターフィールド(ヒューゴ・カブレ)/クロエ・グレース・モレッツ(イザベル)/クリストファー・リー(ムッシュ・ラビス)/サシャ・バロン・コーエン(鉄道公安官) | ||
あらすじ | 1931年、パリ。身寄りのない少年ヒューゴはリヨン駅の時計台の中に隠れ住み、構内で売っているパンを盗んで暮らしながら、父親が残した、壊れた“機械人形”の修理に情熱を捧げている。ヒューゴは駅の構内にあるおもちゃ店でぜんまい仕掛けのねずみの人形を盗もうとして捕まり、店主の老人に、機械人形について書かれた大切な父のノートを取り上げられてしまう。が、老人の養女イザベラと知り合い機械人形についているハート型の鍵穴に合う鍵をイザベラが持っていた事から、老人は映画の父と呼ばれたジョルジュ・メリエスで機械人形はメリエスが作った物だと分かる。機械人形が直って人形の持っているペンが動き出したら死んだ父親が自分に残したメッセージが分かる考えていたヒューゴだったが、メリエスは過去の栄光が苦痛となって思い出すのも嫌なためにヒューゴの質問に答えようとしない。 | ||
感想 | ジョルジュ・メリエスの事をはじめて知った。リヨン駅構内の登場人物が生き生きとして、足を負傷した駅の保安係と彼の好きな花屋の娘、犬を連れた暇な夫人と、彼女と知り合いに成りたいと思っている老人など凄く良かった。機械人形が優しく、賢そうな顔だった。ヒューゴの気持ちに合わせるように人形の表情が違って見えた。 | ||
日本初公開 | 2012.3.1 | ||
観賞日 | 2013.3.23 |
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原題 | The Pink Panther 2 | ||
監督 | ハラルド・ツワート | ||
製作 | ロバート・シモンズ | ||
原案 | スコット・ノイスタッター/マイケル・H・ウェバー | ||
脚本 | スティーヴ・マーティン/スコット・ノイスタッター/マイケル・H・ウェバー | ||
撮影 | デニス・クロッサン | ||
音楽 | クリストフ・ベック/ヘンリー・マンシーニ | ||
出演 | スティーヴ・マーティン(クルーゾー警部)/ジャン・レノ(ポントン)/アンディ・ガルシア(ビチェンゾ)/松崎悠希(ケンジ・マツド)/アルフレッド・モリナ(ランダル)/ジョン・クリーズ(ドレフュス)/エミリー・モーティマー(ニコール)/ジェレミー・アイアンズ(アヴェラネダ) | ||
あらすじ | 今回のクルーゾー警部は、盗まれた世界の名宝の捜査のために結成された各国から集まった精鋭捜査官「ドリームチーム」に加わってどんな活躍をするのでしょうか? | ||
感想 | クルーゾー警部チョー面白い。バッかじゃないの!って思うけど憎めない。ニコール役のエミリー・モーティマーは良い味出してた。あんな女性って良いよね!面白かった。 | ||
日本初公開 | 2009.4.11 | ||
観賞日 | 2010.8.24 |
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原題 | Le petit Nicolas | ||
監督 | ローラン・ティラール | ||
製作 | オリヴィエ・デルボスク/マルク・ミソニエール | ||
脚本 | ローラン・ティラール/グレゴワール・ヴィニュロン | ||
撮影 | ドゥニ・ルーダン | ||
音楽 | クラウス・バデルト | ||
出演 | マキシム・ゴダール(ニコラ)/ヴァレリー・ルメルシェ(ママ)/カド・メラッド(パパ)/サンドリーヌ・キベルラン(先生)/ミシェル・デュショソワ(校長) | ||
あらすじ | ママのお腹に弟が出来たと勘違いしたニコラは、両親の愛情は弟に行ってしまって、自分が森に捨てられてしまう。そうならないよう、友達と一緒にある計画を思いつき、悪戦苦闘する。 | ||
感想 | 子供の発想ってほんとに面白い。子供達が可愛く、大人たちも皆面白い。フランス映画もこんな面白いのがあったんだ。 | ||
日本初公開 | 2010.10.9 | ||
観賞日 | 2011.10.28 |
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原題 | The Iron Lady | ||
監督 | フィリダ・ロイド | ||
製作 | ダミアン・ジョーンズ | ||
脚本 | アビ・モーガン | ||
撮影 | エリオット・デーヴィス | ||
音楽 | トーマス・ニューマン | ||
出演 | メリル・ストリーブ(マーガレット・サッチャー)/ジム・ブロードベント(デニス・サッチャー)/オリヴィア・コールマン(キャロル・サッチャー)/ロジャー・アラム(ゴードン・リース)/スーザン・ブラウン(ジューン) | ||
あらすじ | 80歳を超え認知症が目立ってきたマーガレットは、死んだ夫デニスの遺品の整理を出来ずに自分でもやるかたない日々を過ごしている。 “鉄の女”と呼ばれた英国史上初の女性首相マーガレット・サッチャーは、雑貨商の家に生まれ、市長も務めた父親の影響で政治の世界を志すが、初の下院議員選挙で落選し、失望するが、実業家デニスが彼女にプロポーズ。“食器を洗って一生を終えるつもりはない”と野心を隠さないマーガレットを、デニスは寛容に受け入れ、双子にも恵まれ、幸せな家庭を築く一方で、マーガレットは政治家としての階段も昇り始め、やがて失墜した英国を再建するという困難に立ち向かう。 | ||
感想 | 兎に角メリル・ストリーヴがサッチャー本人に見えて仕方が無い。あの演技力は凄いと思った。老人になってからのメイクアップも全然不自然さが無く。首の皺も本物みたいに出来ていてメークアップ賞を納得した。やっぱり「鉄の女」と言われただけ有って意思強固な女性だったのだ。しかし、老化とは残酷なものだ。 | ||
日本初公開 | 2012.3.16 | ||
観賞日 | 2013.2.21 |
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原題 | Mannequin | ||
監督 | マイケル・ゴットリーブ | ||
製作 | アート・レヴィンソン | ||
脚本 | エドワード・ルゴフ/マイケル・ゴットリーブ | ||
撮影 | ティム・サーステッド | ||
音楽 | シルヴェスター・リヴェイ | ||
出演 | アンドリュー・マッカーシー(ジョナサン)/キム・キャトラル(エミー)/ジェームズ・スペイダー(リチャーズ)/G・W・ベイリー(マックスウェル(デパートの警備員))/エステル・ゲティ(ティムキン)/キャロル・デーヴィス(ロクシー) | ||
あらすじ | 古代エジプト。肥え汲みの男との結婚を嫌がったエミーは神様に祈る。女でも自分の望む人生を遅れますようにと。すると地震が起きて・・・・彫刻家志望のジョナサンはマネキン作りの仕事に熱を入れすぎて出来上がりが遅くて首になり、その後も仕事を転々とするがどれも長続きしない。そんな時つぶれかかったデパートのショーウィンドウで自分の作ったマネキンと再会し、マネキンは自分をエミーだと言ってジョナサンと二人のときは人間になる。そうしてジョナサンがエミーを飾ったショーウィンドウは評判になり、ライバルデパートがジョナサンを引き抜こうと画策してくる。 | ||
感想 | ファンタジーだ。オカマの黒人のショーウィンドウ、デザイナーも良かったし面白かった。ハッピーエンドは良いよね。 評判になったウィンドウのディスプレイをもっとはっきり見たかった。 | ||
日本初公開 | 1988.2.20 | ||
観賞日 | 2013.2.17 |
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原題 | MAMMA MIA! | ||
監督 | フィリダ・ロイド | ||
製作 | ジュディ・クレイマー/ゲイリー・ゴーツマン | ||
製作総指揮 | ベニー・アンダーソン/ビョルン・ウルヴァース/リタ・ウィルソン/トム・ハンクス/マーク・ハッファム | ||
脚本 | キャサリン・ジョンソン | ||
撮影 | ハリス・ザンバーラウコス | ||
プロダクション デザイナー | マリア・ジャーコヴィク | ||
衣装デザイン | アン・ロス | ||
編集 | レスリー・ウォーカー | ||
音楽 | ベニー・アンダーソン/ビョルン・ウルヴァース | ||
出演 | メリル・ストリープ(ドナ)/ジュリー・ウォルターズ(ロージー)/ステラン・スカルスガルド(ビル)/コリン・ファース(ハリー)/ドミニク・クーパー(スカイ)/ピアーズ・ブロスナン(サム)/アマンダ・セイフライド(ソフィ)/クリスティーン・バランスキー(ターニャ) | ||
あらすじ | ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、自分の結婚式を明日に控えて、父親にバージンロードをエスコートされる、幼い頃からの夢を実現しようと、母親の日記から、父親の可能性の有る昔の恋人三人を母親に内緒で招待した。はたしてソフィの願いは叶えられるのでしょうか・・・・ | ||
感想 | 凄い!メリル・ストリープがはじけちゃってますね、歌って踊れる!楽しかったけどちょっと騒がしかった。 ドナの二人の友達が面白くて芸達者。 ギリシャのカロカイリ島って架空の名前で、撮影はスコペロス島でされたそうです。素晴らしいリゾート地、行って見たいな〜! マンマ・ミーア!って「Oh ! my god!」「なんてこった〜!」かな? | ||
日本初公開 | 2009.1.30 | ||
観賞日 | 2009.6.24 |
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原題 | Io sono l'amore | ||
監督 | ルカ・グァダニーノ | ||
製作 | ルカ・グァダニーノ/ティルダ・スウィントン/アレッサンドロ・ウサイ | ||
脚本 | ルカ・グァダニーノ | ||
撮影 | ヨリック・ルソー | ||
音楽 | ジョン・アダムズ | ||
出演 | ティルダ・スウィントン(エンマ)/フラヴィオ・パレンティ(エド)/エドアルド・ガブリエリーニ(アントニオ)/マリサ・ベレンソン(ローリ)/アルバ・ロルヴァケル(エリザベス) | ||
あらすじ | 繊維業で財を成したミラノの名家、レッキ家の後継者の嫁エンマは二人の息子と娘がいる。子供たちは成長しそれぞれの人生を歩いている。そんな時家で催されたパーティーに長男の友人のシェフ、アントニオがケーキを焼いて持ってきた。その後もアントニオの料理に惚れこんだエンマは次第にアントニオに心が魅かれて行きとうとう思い切った行動に出る | ||
感想 | 息子の友達というと少なくても20歳位年下になる。凄くロマンチック。エンマが着ていたドレスの数々はシンプルで色がとっても綺麗だった。オレンジとかパープルで無地が殆どだった。エンマが家を飛び出すシーンは感動的だった。家政婦が泣ける。 | ||
日本初公開 | 2011.12.23 | ||
観賞日 | 2013.2.13 |
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原題 | THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY | ||
監督 | ケン・ローチ | ||
製作 | レベッカ・オブライエン | ||
製作総指揮 | アンドリュー・ロウズ/ナイジェル・トーマス/ウルリッヒ・フェルスベルク/ポール・トリビッツ | ||
脚本 | ポール・ラヴァーティ | ||
撮影 | バリー・アクロイド | ||
美術 | ファーガス・クレッグ | ||
編集 | ジョナサン・モリス | ||
音楽 | ジョージ・フェントン | ||
出演 | キリアン・マーフィ(デミアン)/ポードリック・ディレーニー(テディ)/リーアム・カニンガム(ダン)/オーラ・フィッツジェラルド(シネード)/メアリー・オリオーダン(ペギー)/メアリー・マーフィ/ローレンス・バリー/ダミアン・カーニー/マイルス・ホーガン/マーティン・ルーシー/ジェラルド・カーニー/ロジャー・アラム/ウィリアム・ルアン | ||
あらすじ | 社会派ケン・ローチ監督が、激動の歴史に翻弄される2人の兄弟を軸に、独立戦争から内戦へといたる1920年代のアイルランド近代史を描いた悲劇の物語。2006年のカンヌ国際映画祭では最高賞のパルムドールに輝いた。主演は「バットマン ビギンズ」「プルートで朝食を」のキリアン・マーフィ。 1920年。長きにわたりイギリスの支配を受けてきたアイルランドでは、疲弊した人々の間に独立の気運が高まっていた。そんな中、南部の町コークでは、医師を志していた青年デミアンが、ついにその道を捨て、兄テディと共に武器を取り、アイルランド独立を目指す戦いに身を投じる決心をする。そして、イギリス軍との激しい戦いの末に、イギリスとアイルランド両国の間で講和条約が締結された。しかし、完全な独立からは程遠い内容に、条約への評価を巡ってアイルランド人同士の間に賛成派と反対派の対立が生まれ、ついには内戦へと発展してしまう。そして、デミアンも兄テディと敵味方に分かれて戦うことになるのだった…。 | ||
感想 | ☆アイルランドの歴史はどうしてこうも暗い事ばかりなんだろう。妖精の国とか言われてるけど現実は今もって人々に厳しい。 | ||
日本初公開 | 2006.11.18 | ||
観賞日 | 2007.6.5 |
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原題 | Le Voyage Extraordinaire | ||
監督 | セルジュ・ブロンベルグ/エリック・ランジュ | ||
脚本 | セルジュ・ブロンベルグ/エリック・ランジュ | ||
出演 | ミシェル・アザナヴィシウス/トム・ハンクス/コスタ=ガヴラス/ジャン=ピエール・ジュネ | ||
あらすじ | メリエスは靴製造業のマグマれた家庭に育ったが、奇術師となって彼の発想の奇抜さから一躍有名になり自分の劇場も持ったが、リュミエール兄弟のシネマトグラフの列車が走る上映会を見て以来、映画の虜になり自分で映写機を作り映画製作を始めた。奇術を取りいえれた映画は観客に受け入れられ300本もの映画を生み出した。その中でも「月世界旅行」は大好評だった。が、戦争が始まり人々はメリエスの映画に興味を示さなくなった。戦争の現実を目の当たりにした人々はリアルな物に興味を示しだした。自分の作品が受け入れられないと成ったメリエスは映画のフィルムを全部燃やしてしまった。自費で立てた光を取り入れるためのガラス張りの撮影所も廃墟となった。メリエスは作品をアメリカに紹介したが、アメリカの映画人たちは自分の懐に金が入るような仕組みを作り製作者のメリエスには報酬が行かなかった。その後有志の力でメリエスの作品の上映会が行われたが遅かった。時代はトーキーに移っていた。一世紀もの時間が経ち月世界旅行の着色版のフィルムが見つかり修復に熱意を捧げた物語。 | ||
感想 | トム・ハンクスは「現代のアポロ11号計画などは月世界旅行と良く似ている。ロケットが海に着陸し船で陸まで運ばれた場面はアポロの時とまったく同じだ。科学者たちは一世紀も昔に作られた月世界旅行の映画を何度も見たに違いない。」と語っている。フィルムが見つかったとはいえ劣化してくっついたり、解けたり、割れたり粉々になっている部分も有った。それらを根気良くはがして、その度にその部分を撮影する。駄目もとを覚悟で始めた作業だった。全部が撮影された時15000以上もの画像になった。だが、それを修復する技術はまだ確立されてなかったので時がくるまで保存しておいた。そうしてコンピューター技術が進歩し、VFXの技術が進歩したが当時のカラー手法は写真の一枚一枚に手で色をつけるのだった。この当時の色に近い色を出すためにあえて古い感じをだした。カラー版以外に白黒版を持っていた人が何人かいた。メリエスの孫娘もカラー版を一本持っていたがかなり破損していた。白黒版と比較しながら欠けている場面をつなぎ合わせつなぎ目を修正しデジタル化して出来上がった。 この映画修復に掛ける現代の映画人たちの熱意と執念の結果出来上がった「月世界旅行」是非見てみたい。 | ||
日本初公開 | 2012.8.25 | ||
観賞日 | 2013.3.23 |
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原題 | Dolores Claiborne | ||
監督 | テイラー・ハックフォード | ||
製作 | テイラー・ハックフォード/チャールズ・マルヴェヒル | ||
脚本 | トニー・ギルロイ | ||
撮影 | ガブリエル・ベリスタイン | ||
音楽 | ダニー・エルフマン | ||
出演 | キャシー・ベイツ(ドロレス・クレイボーン)/ジェニファー・ジェーソン・リー(セリーナ)/ジュディ・パーフィット(ヴェラ)/クリストファー・プラマー(マッケイ警部)/デヴィッド・ストラザーン(ジョー・セントジョージ)/エリック・ボゴシアン(ピーター)/ジョン・C・ライリー(フランク) | ||
あらすじ | 人気作家S・キングの全米ベストセラー小説を映画化した、衝撃のサスペンス・ミステリー。夫や富豪の未亡人を殺したと容疑をかけられた、ある家政婦。はたして真相は……!? キングの小説「ドロレス・クレイボーン」を、「愛と青春の旅だち」のハックフォード監督が映画化。アカデミー主演女優賞に輝いた「ミザリー」(90)に続いて個性派女優K・ベイツが、キング原作のヒロインに挑んで圧巻の演技を披露。彼女が演じる家政婦ドロレスが周囲の冷たい視線を浴びながらも黙秘を続ける一方、事件の真相を何とか探ろうとする彼女の娘。そんな母娘の心理的葛藤は、やがて意外な方向へと展開。男性中心社会の中でひたすら耐え忍んでいた女性たちの悲しみと怒りが、ついに爆発するクライマックスまで目が離せなくなる。 メイン州の小島。富豪の未亡人ヴェラを殺した容疑で逮捕された、家政婦のドロレス・クレイボーン。実は彼女には、20年前にも自分の夫を殺した容疑をかけられながら不起訴になったという過去があった。ジャーナリストであり、事件の調査のため、数年ぶりに故郷を訪れたドロレスの娘セリーナは、一旦釈放された母親の口から、2つの事件の意外な真相を知らされていくが……。 | ||
感想 | ☆面白かった。キャシーベイツは犯罪者の役がピッタリだ。母娘の葛藤が心を打つ。事件の裏には貧しさがある。親子であるための悲しさを感じた。 | ||
日本初公開 | 1995.10. | ||
観賞日 | 2009.5.26 |
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原題 | Modern Times | ||
監督 | チャールズ・チャップリン | ||
製作 | チャールズ・チャップリン | ||
脚本 | チャールズ・チャップリン | ||
撮影 | ローランド・トザロー/アイラ・モーガン | ||
音楽 | チャールズ・チャップリン | ||
出演 | チャールズ・チャップリン(工員)/ポーレット・ゴダード(おてんば娘)/ヘンリー・バーグマン(カフェの主人)/スタンリー・サンドフォード(ビッグ・ビル)/チェスター・コンクリン(整備士) | ||
あらすじ | 工場でねじ回しの仕事をする工員と貧しい娘のささやかな幸せを求める作品。娘は母親をなくし父親が失業して幼い妹達にバナナを盗んだりパンを盗んで暮らしていた。その日もパンを盗んだ所を追いかけられて、チャップリンの行員とぶつかった。しかし工員はパンを盗んだのは自分だといって警察に連れて行かれる。再会した二人は愛するようになるが・・・ | ||
感想 | 工場の経営者は機械と人間の区別が付かなくなっている所を皮肉っぽくコメディーにしている。チャップリンって本当に何やっても凄い。スケートも上手かったし、器械に遅れないようにねじを回す行員の仕事の場面が面白かった。声は出ていなくても感情は良く伝わったし、チャップリンのちょっとした動きは目が離せない。何度も見たくなる映画だ。 | ||
日本初公開 | 1938.2. | ||
観賞日 | 2013.1.22 |
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原題 | Monkey Business | ||
監督 | ハワード・ホークス | ||
製作 | ソル・C・シーゲル | ||
原案 | ハリー・シーガル | ||
脚本 | ベン・ヘクト/チャールズ・レデラー/I・A・L・ダイアモンド | ||
撮影 | ミルトン・クラスナー/リー・ハーライン | ||
出演 | ケーリー・グラント(バーナビー)/ジンジャー・ロジャース(エドウィナ)/チャールズ・コバーン(オリヴァー)/マリリン・モンロー(ミス・ロイス)/ヒュー・マーロウ(ハンク)/アンリ・ルトンダル(ジェローム)/ロバート・コーンスウェイト/ラリー・キーティング | ||
あらすじ | チンパンジーが研究室で悪戯して色んな薬を混ぜて給水ボトルの中に入れてしまったのを若返りの薬を研究しているバーナビーが知らずに飲んでしまったら、急に気持ちが若返って・・・・・ | ||
感想 | ☆若返りの薬がもし有ったとしたら・・・・・ヤッパリ16歳くらいに戻りたいかな?そうしたら何がしたい?考えただけでも楽しい。マリリンモンローがキュート | ||
日本初公開 | 劇場未公開・ビデオ発売 | ||
観賞日 | 2010.7.21 |
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原題 | Fiddler On The Roof | ||
監督 | ノーマン・ジュイソン | ||
製作 | ノーマン・ジュイソン | ||
原作 | ショラム・アレイハム | ||
脚本 | ジョセフ・スタイン | ||
撮影 | オズワルド・モリス | ||
作詞作曲 | シェルドン・ハーニック/ジェリー・ボック | ||
音楽 | ジョン・ウィリアムズ | ||
出演 | トポル(テビエ)/ノーマ・クレイン(ゴールデ)/レナード・フレイ/モリー・パイコン/ポール・マン/ロザリンド・ハリス | ||
あらすじ | ウクライナの村のユダヤ人牛乳屋のテビエ一家は妻と5人の娘達、貧しいながらも信仰深く、何よりもテビエは家族の長としての責任感に溢れていたが、テビエの古い友人が長女を嫁に欲しいと言いだして、テビエも乗り気になったが・・・・・ | ||
感想 | ☆有名なミュージカルだが、屋根の上のバイオリン弾きはテビエ自信かと勘違いしていた。テビエにしか見えない空想の妖精だったんだ。♪Sunrise sunset Sunrise sunset♪ 歌が素晴らしかった。色んな名曲がこのミュージカルから生まれている。ジンと来る。 | ||
日本初公開 | 1971.12. | ||
観賞日 | 2010.6.15 |
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原題 | Irina Palm | ||
監督 | サム・ガルバルスキ | ||
製作 | セバスティアン・ドゥロワ/ディアナ・エルボーム | ||
原案 | フィリップ・ブラスバン | ||
脚本 | フィリップ・ブラスバン/マーティン・ヘロン | ||
撮影 | クリストフ・ボーカルヌ | ||
音楽 | ギンズ | ||
出演 | マリアンヌ・フェイスフル(マギー)/ミキ・マノイロヴィッチ(ミキ)/ケヴィン・ビショップ(トム)/シヴォーン・ヒューレット(サラ)/ドルカ・グリルシュ(ルイーザ)/ジェニー・アガター(ジェーン) | ||
あらすじ | M・フェイスフルが、最愛の孫を難病から救うため、性風俗の世界に飛び込んだ平凡な老婦人を演じた異色の人情ドラマ。 1960年代、あのミック・ジャガーの恋人の美少女アイドル歌手として名を馳せ、また、映画「あの胸にもういちど」では黒の革ジャン姿で颯爽とバイクを駆って人々の脳裏に鮮烈な印象を刻み込んだM・フェイスフル。そんな往年の伝説的ミューズたる彼女が、本作では何と最愛の孫を救いたい一心から性風俗店で働き出す老婦人役を飄々と好演。ちょっと刺激的で風変わりだが、人生の真実が随所に滲み出た良質の人間ドラマに仕上がった。 | ||
感想 | ☆マギーの毅然として飄々とした存在が良かった。 | ||
日本初公開 | |||
観賞日 | 2009.2.12 |
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原題 | THE HAND THAT ROCKS THE CRADLE | ||
監督 | カーティス・ハンソン | ||
製作 | デヴィッド・マッデン | ||
製作総指揮 | テッド・フィールド/リック・ジャッファ/ロバート・W・コート | ||
脚本 | アマンダ・シルヴァー | ||
撮影 | ロバート・エルスウィット | ||
音楽 | グレーム・レヴェル | ||
出演 | アナベラ・シオラ/レベッカ・デモーネイ/マット・マッコイ/アーニー・ハドソン/ジュリアン・ムーア/マデリーン・ジーマ/ジョン・デ・ランシー/ミッチェル・ローランス | ||
あらすじ | 逆恨みした女の復讐劇を描いたサイコ・スリラー。産婦人科の医師にセクハラされたとして訴えたクレア。その事件は大きな社会問題にまで発展し、ついに医師は自殺。その妻であったペートンは財産を奪われ、ショックで流産してしまう。全てを失ったペイトンはクレア一家に復讐を誓い、ベビー・シッターとして接近。徐々にその狂気を剥き出しにしていく……。 | ||
感想 | 若いのにハイソな夫婦・・・・ 面白かった。女の逆恨みって怖いわ〜 | ||
日本初公開 | 1992.4. | ||
観賞日 | 2002.3.27 |
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原題 | Unforgiven | ||
監督 | クリント・イーストウッド | ||
製作 | クリント・イーストウッド | ||
製作総指揮 | デヴィッド・ヴァルデス | ||
脚本 | デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ | ||
撮影 | ジャック・N・グリーン | ||
音楽 | レニー・ニーハウス | ||
出演 | クリント・イーストウッド(ウィリアム・マニー)/ジーン・ハックマン(リトル・ビル・ダゲット)/モーガン・フリーマン(ネッド・ローガン)/リチャード・ハリス(イングリッシュ・ボブ)/ジェームズ・ウールヴェット(スコフィールド・キッド)/フランセス・フィッシャー(アリス)/アンナ・トムソン(フィッツジェラルド) | ||
あらすじ | 1880年、ワイオミング。元ガンマンのマニーは酒に溺れ、動く物なら何でも撃って非情のガンマンと言われ誰からも恐れられ嫌われていたが、美しい女性と結婚した。誰もがあんな駄目男のどこが良くてと不思議がったが美しい女性は二人の子供を残して28歳で死んだ。今のマニーは豚を飼って生計を立てているが病気になる豚が多くて生活は苦しい。そんな時若い男が尋ねてきた「。町で売春婦の顔を切ったカーボーイに売春婦仲間が金を出し合って1000ドルの懸賞金をかけた。叔父から聞いた凄腕のガンマンウィリアム・マニーとはお前か一緒に懸賞金を手に入れよう」最初は断ったマニーだったが、その後も病気の豚が増えて仕方なくかつての仲間ネッドを誘って若い男を追って一緒にカーボーイを探し町に行く。 | ||
感想 | クリント・イーストウッドの改心の作。渋いイーストウッドが魅力。一番最初の画面は夕日の中で庭の木の下を掘っている場面だったが、アレは死んだ妻の墓を掘っていたのだと思う。美しい場面だった。ラストシーンも夕日の同じ場面だった。 | ||
日本初公開 | 1993.4. | ||
観賞日 | 2012.12.26 |
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原題 | DAS LEBEN DER ANDEREN | ||
監督 | フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク | ||
製作 | クイリン・ベルク/マックス・ヴィーデマン | ||
脚本 | フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク | ||
撮影 | ハーゲン・ボグダンスキー | ||
衣装 | ガブリエル・ビンダー | ||
編集 | パトリシア・ロンメル | ||
音楽 | ガブリエル・ヤレド/ステファン・ムーシャ | ||
出演 | ウルリッヒ・ミューエ(ヴィースラー大尉)/マルティナ・ゲデック(クリスタ=マリア・ジーラント)/セバスチャン・コッホ(ゲオルク・ドライマン)/ウルリッヒ・トゥクール(ブルビッツ部長)/トマス・ティーマ/ハンス=ウーヴェ・バウアー/フォルカー・クライネル/マティアス・ブレンナー | ||
あらすじ | 旧東ドイツで反体制派への監視を大規模に行っていた秘密警察“シュタージ”。本作はこのシュタージ側の人間を主人公に、統一後も旧東ドイツ市民の心に深く影を落とす“監視国家”の実態を明らかにするとともに、芸術家の監視を命じられた主人公が図らずも監視対象の考え方や生き方に影響を受け、新たな人生に目覚めてしまう姿を静謐なタッチでリアルに描き出す感動のヒューマン・ドラマ。主演は自身も監視された過去を持つ東ドイツ出身のウルリッヒ・ミューエ。監督はこれが長編第1作目となる弱冠33歳の新鋭フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。 1984年、壁崩壊前の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓う真面目で優秀な男。ある日彼は、反体制的疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視し、反体制の証拠を掴むよう命じられる。さっそくドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始する。しかし、音楽や文学を語り合い、深く愛し合う彼らの世界にヴィースラーは知らず知らずのうちに共鳴していくのだった。そして、ドライマンがピアノで弾いた“善き人のためのソナタ”という曲を耳にした時、ヴィースラーの心は激しく揺さぶられてしまうのだったが…。 | ||
感想 | ☆ヴィースラー役のウルリッヒ・ミューエは見るからに良い人っぽい風情だった。無口で地味真面目人間と言う感じ。ヴィースラーが聞いた「善き人のためのソナタ」と言う音楽はイマイチ感動的な曲ではなかったのでもっと心に染み入る曲だったらもっと良かったのかそれとも他の部分に注意をやるためには曲自体に余り注意が向けられなかった方が良かったのか分らない。ヴィースラーは今の自分の非人間的な生活と比べて、ドライマンとクリスタの芸術を愛し音楽を楽しみ自由で愛のある生活に憧れを持ったのかもしれない。良い映画だった。 | ||
日本初公開 | 2007.2.10 | ||
観賞日 | 2007.11.17 |
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原題 | In the Heat of the Night | ||
監督 | ノーマン・ジュイソン | ||
製作 | ウォルター・ミリッシュ | ||
脚本 | スターリング・シリファント | ||
撮影 | ハスケル・ウェクスラー | ||
音楽 | クインシー・ジョーンズ | ||
出演 | シドニー・ポワチエ(ティブス)/ロッド・スタイガー(ギレスピー)/ウォーレン・オーツ(サム・ウッド)/リー・グラント(コルバート夫人)/ラリー・ゲイツ(エンディコット)/ジェームズ・パターソン(パーディ)/ウィリアム・シャラート(シュバート) | ||
あらすじ | イリノイ州の地方にある小さな町、スパルタ。地元の有力者が遺体になって見つかり、 田舎町の警察署長ギレスピーは夜中に列車に乗ろうと駅に居た黒人を逮捕したが、実はフィラデルフィア市警の刑事ティブスで、殺人課のスペシャリストだと言う。フィラデルフィアの所長がティブスに折角だからそっちの殺人事件を手伝ってやれと指示した。ディブスは嫌々ながら残ることにして、殺人事件の捜査に着手するが、 | ||
感想 | まだまだ人種差別や偏見が濃く残る田舎町の特に事件の起きない警察の所長がたまたま起きた殺人事件に対応できないでどうしようかと、暗中模索する姿がこっけいでもあり、今まで見下していた黒人の男が自分より高給とりで優秀だと分かって複雑な気持ちになる様子。しかし、この所長何だか憎めなくて直ぐ反省するし、自分に出来ないとわかると黒人でもそんなことは問題じゃないと気持ちを切り替えるところが可愛い。田舎町の所長のロッド・スタイガーが、味があってよかった。 | ||
日本初公開 | 1967.10.25 | ||
観賞日 | 2013.2.21 |
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原題 | Vier Minuten | ||
監督 | クリス・クラウス | ||
製作 | アレクサンドラ・コルデス/マイク・コルデス | ||
脚本 | クリス・クラウス | ||
撮影 | ユーディット・カウフマン | ||
音楽 | アネッテ・フォックス | ||
出演 | モニカ・ブライブトロイ(トラウデ・クリューガー)/ハンナー・ヘルツシュプルング(ジェニー・フォン・レーベン)/スヴェン・ピッピッヒ(ミュッツェ)/リッキー・ミューラー(コワルスキー)/ヤスミン・タバタバ(アイゼ) | ||
あらすじ | 刑務所内で問題児の女囚と、彼女のピアノの才能に魅せられた老ピアノ教師を描いた、本国ドイツで大ヒットした感動作。 ピアノの天才少女として将来を嘱望されながら、養父に性的暴行を受けて以来、人生の道を踏み外し、いまや刑務所内でも指折りの問題児となったジェニー。そんな彼女の才能に魅せられた老女性ピアノ教師が、頑固で兇暴なジェニーに手を焼きながらも粘り強く彼女を教え導き、ピアノ・コンクールでの優勝目指して奮闘する様子を、波乱万丈のタッチでドラマチックに描く。新旧2人の主演女優による息詰まる競演は最後まで目が離せない。 | ||
感想 | ☆手に負えない乱暴者で、いくらピアノが上手でも、どうしても好きになれなかった。 | ||
日本初公開 | 2007.11.10 | ||
観賞日 | 2008.11.15 |
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原題 | The Secret Life of Bees | ||
監督 | ジーナ・プリンス=バイスウッド | ||
製作 | ローレン・シュラー・ドナー/ジェームズ・ラシター/ウィル・スミス/ジョー・ピキラーロ | ||
脚本 | ジーナ・プリンス=バイスウッド | ||
撮影 | ロジェ・ストファーズ | ||
音楽 | マーク・アイシャム/ダコタ・ファニング(リリィ・オーウェンズ)/クイーン・ラティファ(オーガスト・ボートライト)/アリシア・キーズ(ジューン・ボートライト)/ポール・ベタニー(T・レイ・オーウェンズ)/ヒラリー・バートン(デボラ・オーウェンズ)/ネイト・パーカー(ニール) | ||
あらすじ | 幼い時の自分の過失で母親を死なせてしまったという罪の意識から向けだせないリリィは、白人から暴力を受けた黒人使用人のロザリンを連れて家出して、母親が生前に暫く暮らしていたらしい黒人一家を尋ねた・・・・ | ||
感想 | 人種差別がまだまだ酷い時代だ、人種差別は自分にはイマイチ実感が無いけど、アメリカとかヨーロッパに行けば日本人は差別されるのだろうか。双子の片方に死なれてよるべ無くなった三女の自殺は心が痛む。養蜂家の一家は経済的にも安定して見えるし、安心した。ダコタファニングまだまだ子供っぽいのね。 | ||
日本初公開 | 2009.3.20 | ||
観賞日 | 2010.6.11 |
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原題 | RACHEL GETTING MARRIED | ||
監督 | ジョナサン・デミ | ||
製作 | ネダ・アーミアン/マーク・プラット/ジョナサン・デミ | ||
製作総指揮 | キャロル・カディ/イロナ・ハーツ・バーグ | ||
脚本 | ジェニー・ルメット | ||
撮影 | デクラン・クイン | ||
プロダクション デザイナー | フォード・ホイーラー | ||
衣装デザイン | スーザン・ライアル | ||
編集 | ティム・スクワイアズ | ||
音楽 | ドナルド・ハリソン・Jr/ゼファー・タウィル | ||
出演 | アン・ハサウェイ(キム)/ローズマリー・デウィット(レイチェル)/ビル・アーウィン(ポール)/トゥンデ・アデビンペ(シドニー)/ マーサー・ジッケル(キーラン)/アンナ・ディーヴァー・スミス(キャロル)/アニサ・ジョージ(エマ)/デブラ・ウィンガー(アビー)/ロビン・ヒッチコック/ シスター・キャロル・イースト/ボー・シア/ブルックリン・デミ/ロジャー コーマン/ ポール・レイザー/ロズリン・ラフ | ||
あらすじ | コネティカット州、バックマン家では、2日後に長女レイチェルの結婚式が執り行われようとしていた。次女のキムは、厚生施設から結婚式出席の為に実家に戻ってきたが、自分だけが家族の中に自然に入っていけず居心地の悪い思いをし、ついイライラを皆にぶつけてしまう。それはキムの起こした事故が原因で、家族に悲しい出来事が有った事が尾を引いていた・・・・ | ||
感想 | 見ていてなんとなく苛立ちを覚える作品だったけど、キム役のアン・ハサウェイの今までに無い役所の演技に拍手を送りたい。誰もどうする事も出来無い心の傷は、本人が乗り越える他無いって事なんだけど・・・・ | ||
日本初公開 | 2009.4.18 | ||
観賞日 | 2010.3.1 |
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原題 | LES MISERABLES | ||
監督 | トム・フーパー | ||
製作 | ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー/デブラ・ヘイワード/キャメロン・マッキントッシュ | ||
製作総指揮 | ライザ・チェイシン/アンジェラ・モリソン/ニコラス・アロット/リチャード・パパス | ||
原作 | ヴィクトル・ユゴー | ||
脚本 | ウィリアム・ニコルソン/アラン・ブーブリル/クロード=ミシェル・シェーンベルク/ハーバート・クレッツマー | ||
撮影 | ダニー・コーエン | ||
プロダクション デザイナー | イヴ・スチュワート | ||
衣装デザイン | パコ・デルガド | ||
編集 | メラニー・アン・オリヴァー/クリス・ディケンズ | ||
作詞作曲 | ハーバート・クレッツマー/クロード=ミシェル・シェーンベルク | ||
音楽 | アラン・ブーブリル/クロード=ミシェル・シェーンベルク/アン・ダッドリー/ベッキー・ベンサム | ||
出演 | ヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン)/ラッセル・クロウ(ジャベール)/アン・ハサウェイ(ファンテーヌ)/アマンダ・セイフライド(コゼット)/エディ・レッドメイン(マリウス)/ヘレナ・ボナム=カーター(マダム・テナルディエ)/サシャ・バロン・コーエン(テナルディエ)/サマンサ・バークス(エポニーヌ)/アーロン・トヴェイト(アンジョルラス)/イザベル・アレン(コゼット(少女時代)) | ||
あらすじ | 19世紀フランス。妹の子供に食べさせようとパンを盗み、19年間囚人として生きてきたジャン・バルジャン。仮釈放されたジャンは行く先々で元囚人の証明書を見せなければならず、当然仕事にありつけない。行き倒れのように教会の門の前で寝ていたら神父が中に招きいれ食事を与え、今夜はここで寝ていくように言ってくれた。ジャンはその夜教会の銀食器を盗み逃亡するが直ぐに捕まり教会に連れてこられたが、神父は盗んだのではない私がやったのだ、。あんまり急いで行くから一番値打ちのある金の蜀台を忘れていったんだね。この銀の燭台でお前の人生を切り開きなさい。その後ジャン・バルジャンは市長にまで上り詰めるが、忘れもしない鬼のジャベールがこの町に赴任してきた。薄幸な女性ファンテーヌの一人娘コゼットをを引き取って育てるが美しく成長したコゼットはある青年と恋に落ちる。 | ||
感想 | 殆ど台詞は歌。ラッセル・クロウが、あんなに歌がうまいと知らなかった。実はバンドのヴォーカルもしていたとか。マリウス役のエディ・レッドメインは綺麗な声をしている。アン・ハサウェイは自分の長い髪を本当に切ってしまったんだ。俳優さんも大変だ。そう言えばがん患者の役で坊主になるのが嫌で役を降りた女優さんも居たようだけど・・・髪はそのうち伸びてくるから問題ないと思うけど・・・・映画としては世間が大騒ぎするほども感動しなかった私。ラッセル・クロウの歌が聴けたのが一番の収穫かな・・・・ wikipediaによると主人公のジャン・ヴァルジャン(そしてジャヴェール)は、犯罪者と言われながらも、後にパリ警察の密偵となったフランソワ・ヴィドックがモデルだと想像される。また、マリユスは若き日のユーゴー自身が、コゼットは彼の妻アデール・フーシェと愛人のジュリエット・ドルーエ(Juliette Drouet)がモデルだと言われている。アンジョルラスは革命の大天使と謳われたルイ・アントワーヌ・ド・サン=ジュストがモデルだそうだ。 | ||
日本初公開 | 2012.12.21 | ||
観賞日 | 2013.2.8 |
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原題 | ROBIN HOOD | ||
監督 | リドリー・スコット | ||
製作 | ブライアン・グレイザー/リドリー・スコット/ラッセル・クロウ | ||
製作総指揮 | チャールズ・J・D・シュリッセル/マイケル・コスティガン/ジム・ウィテカー/ライアン・カヴァナー | ||
原案 | ブライアン・ヘルゲランド/イーサン・リーフ/サイラス・ヴォリス | ||
脚本 | ブライアン・ヘルゲランド | ||
撮影 | ジョン・マシソン | ||
プロダクション デザイナー | アーサー・マックス | ||
編集 | ピエトロ・スカリア/マルク・ストライテンフェルト | ||
出演 | ラッセル・クロウ(ロビン・ロングストライド)/ケイト・ブランシェット(マリアン)/マーク・ストロング(ゴドフリー)/ウィリアム・ハート(ウィリアム・マーシャル)/マーク・アディ(クック修道士)/オスカー・アイザック(ジョン王)/ダニー・ヒューストン(獅子心王リチャード1世)/アイリーン・アトキンス(アリエノール・ダキテーヌ)/ケヴィン・デュランド(リトル・ジョン)/スコット・グライムズ(ウィル・スカーレット)/アラン・ドイル(アラン・ア・デイル)/マックス・フォン・シドー(サー・ウォルター・ロクスリー) | ||
あらすじ | 12世紀末。イングランドの獅子心王リチャード1世率いる十字軍遠征隊に参加していた弓の名手、ロビン・ロングストライドは、リチャード一世が死んだ時数人の仲間を連れて軍を脱走するが、途中でリチャード王の王冠を国許に届ける隊が闇討ちにあって瀕死の所に行き合わせる。まだ息の有った騎士ロクスリーが父親の剣を黙って持ち出した。父親の元に剣を届けて欲しいと頼まれた。ロビンは死んだ騎士に扮装して王冠をリチャード王の母親に返して約束の剣を届けにノッティンガムへ向かう。目の不自由なロクスリーの父親は意外な注文をロビンに持ち出した。 | ||
感想 | 少し太めのロビン・フッドだと思ったが、最初から最後まで気を抜く所が無くチョースペクタクル撮影も良かったし、ラッセル・クロウもかっこよかった。ケイト・ブランシェットは彼女らしい気強い女性を演じて頼もしかった。面白かった。 | ||
日本初公開 | 2010.12.10 | ||
観賞日 | 2010.12.17 |
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原題 | How Green Was My Valley | ||
監督 | ジョン・フォード | ||
製作 | ダリル・F・ザナック | ||
原作 | リチャード・リュウエリン | ||
脚本 | フィリップ・ダン | ||
撮影 | アーサー・ミラー | ||
音楽 | アルフレッド・ニューマン | ||
出演 | アルフレッド・ニューマン(ヒュー)/ウォルター・ピジョン(グリフィズ)/モーリン・オハラ(アンハラッド)/ドナルド・クリスプ(ミスター・モーガン)/サラ・オールグッド(ミセス・モーガン)/アンナ・リー(ブロンウィン)/バリー・フィッツジェラルド | ||
あらすじ | イギリス、ウェールズ地方、幼いときの思い出と本を亡き母親のショールに包んで炭鉱の町を後にする男ヒューは、5人の兄と美しい姉、頼れる父親、厳しい母親に囲まれて育った過去を思い出しながら自分の未来に向かって歩き出す・・・・ | ||
感想 | ☆美しい谷間の炭鉱町で暮す純朴な人々にも生活の不安定と平行して心の不安定が忍び寄り純朴で無くなる。父親の威厳や母親の偉大さ兄弟の仲のよさが現代ではすっかり影が薄くなっている気がしてある種の桃源郷を見ている気持ちになった。 | ||
日本初公開 | 1950.12. | ||
観賞日 | 2010.3.1 |
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原題 | THE NANNY DIARIES | ||
監督 | シャリ・スプリンガー・バーマン/ロバート・プルチーニ | ||
製作 | リチャード・N・グラッドスタイン/ダニー・ウルフ | ||
製作総指揮 | ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン/ケリー・カーマイケル | ||
原作 | エマ・マクローリン(『ティファニーで子育てを』(文藝春秋刊))/ニコラ・クラウス | ||
脚本 | シャリ・スプリンガー・バーマン/ロバート・プルチーニ | ||
撮影 | テリー・ステイシー | ||
プロダクション デザイナー | マーク・リッカー | ||
衣装デザイン | マイケル・ウィルキンソン | ||
編集 | ロバート・プルチーニ | ||
音楽 | マーク・スオッゾ/ランドール・ポスター | ||
出演 | スカーレット・ヨハンソン(アニー・ブラドック)/ローラ・リニー(ミセスX)/アリシア・キーズ(リネット)/クリス・エヴァンス(ハーバード大生)/ニコラス・リース・アート(グレイヤー)/ドナ・マーフィ(ジュディ・ブラドック)/ポール・ジアマッティ(ミスターX) | ||
あらすじ | 「全米ベストセラー小説『ティファニーで子育てを』の映画化。ニューヨーク、マンハッタン。大学を出たものの、就職に失敗して途方にくれていたとき、公園であった子供を助けてその母親に名前を聞かれアニーと答えたのに、ナニー(子守)と間違えられて、急遽その子供グレイヤーの子守として働くようになったが・・・・それはモウ大変な事で・・・・ | ||
感想 | この映画で描かれているセレブの生活はなんとクダラナイと思うけど、一度でいいからセレブの生活を味わってみたいな〜。私だったらもっと有意義な生活を送れるのに・・・・ あまりの仕打ちにぶち切れて、熊のぬいぐるみに今までの不満をぶちまけるアニー。スカーレット・ヨハンソンはコメディーも良い。 | ||
日本初公開 | 2008.10.11 | ||
観賞日 | 2010.1.1 |