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アイ,ロボット(2004 米)ポスター
原題I, ROBOT
監督アレックス・プロヤス
製作ジョン・デイヴィス/ウィック・ゴッドフレイ/トファー・ダウ/ローレンス・マーク
製作総指揮ジェームズ・ラシター/トニー・ロマーノ/ミシェル・シェーン/ウィル・スミス
原作アイザック・アシモフ
原案ジェフ・ヴィンター
脚本アキヴァ・ゴールズマン/ジェフ・ヴィンター
撮影サイモン・ダガン
音楽マルコ・ベルトラミ
出演ウィル・スミス(デル・スプーナー刑事)/ブリジット・モイナハン(スーザン・カルヴィン博士)/ブルース・グリーンウッド(ランス・ロバートソン)/チー・マクブライド(ジョン・バーギン副署長)/アラン・テュディック(サニー)/ジェームズ・クロムウェル(アルフレッド・ラニング博士)/シア・ラブーフ/エミリー・テナント/ジェリー・ワッサーマン/エイドリアン・L・リカード/フィオナ・ホーガン/シャロン・ウィルキンス
あらすじ2035年、シカゴの町は人間の生活にロボットは欠かせない存在となって町でもごく普通にロボットと人間が働いて居る。ある日、ロボット工学の第一人者アルフレッド博士が謎の死を遂げ、シカゴ警察のスプーナ―刑事は捜査に乗り出し、博士の死には、ロボットの”サニー”が関係していると睨んで、追うが、絶対に人間を傷つけないと言うロボットの”三原則”が捜査の邪魔をする。スプーナー刑事には自分の体験から三原則を信じられなかった・・・・今でも時々夢に見るその体験とは・・・・
感想この映画は30年後の設定だけど、本当に近い将来こんな時代が来るのだろうか!そんなことを考えるといつまでも長生きしたくなるよ。ロボットは本当に感情を持ったりたり夢を見たりすることが出来るのだろうか?神秘だな〜!そんなことを考えるとドキドキして来るよね。ウィル・スミスって今まであんまり見て無いけど結構良いジャンって思った。それに、足がでかいのにはビックリ、一体何cmなんだろう!サニーが見た夢は自分の姿だったと言うラストシーンが印象的だった。
日本初公開2004.9.18
観賞日2005.5.24
“アイデンティティー”(2003 米)ポスター
原題Identity
監督ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮スチュアート・M・ベッサー
製作キャシー・コンラッド
脚本マイケル・クーニー
撮影フェドン・ババマイケル
音楽アラン・シルヴェストリ
出演ジョン・キューザック(エド)/レイ・リオッタ(ロード)/レベッカ・デモーネイ(キャロライン)/アマンダ・ピート(パリス)/ジョン・ホークス(ラリー)/アルフレッド・モリナ(医師)/クレア・デュヴァル(ジニー)
あらすじ嵐の夜女優の運転手エドは人を撥ねてしまい、その父親と子供を連れてモーテルに駆けつけたが生憎電話も不通で仕方なくモーテルに足止めを食った。同じようにモーテルに閉じ込められた客は一見なんの関係も無い間柄、しかし、一人又一人と客が殺されていく。彼らはほんとになんの繋がりも無い間柄なのか・・・・一体何が起きているのか・・・・
感想いやーーー!最後まで結末が読めなかった。怖いよ〜!
日本初公開2003.10.25
観賞日2005.3.21
愛という名の疑惑(1992 米)ポスター
原題Final Analysis
監督フィル・ジョアノー
製作チャールズ・ローヴェン/ポール・ジャンガー・ウィット/トニー・トーマス
原案ロバート・バーガー/ウェズリー・ストリック
脚本ウェズリー・ストリック
撮影ジョーダン・クローネンウェス
音楽ジョージ・フェントン
出演リチャード・ギア(アイザック)/キム・ベイシンガー(ヘザー)/ユマ・サーマンユマ・サーマン(ダイアナ)/エリック・ロバーツ(ジミー)/ポール・ギルフォイル/キース・デヴィッドキース・デヴィッド
あらすじ患者から姉に会ってくれるように頼まれた精神分析医アイザックは患者の姉ヘザーにたちまち心を奪われてしまう。しかしヘザーにはマフィアの夫が居た。有る日へザーが夫殺しで捕まりアイザックはヘザーの無実を証明すべく裁判に望む・・・・
感想キム・ベイシンガーの怪しい魅力と、未だ若いユマ・サーマンの魅力がぶつかってる。ヘザーの変貌振りが見物。リチャード・ギアって女に弱い男を演じるとホントにイライラさせられるほどハマってる。濃厚なベッドシーンは一見の価値あり?
日本初公開1992.9
観賞日2005.7.3
悪霊喰(2003 米/ドイツ)ポスター
原題The Order
監督ブライアン・ヘルゲランド
製作クレイグ・ボームガーテン/ブライアン・ヘルゲランド
脚本ブライアン・ヘルゲランド
撮影ニコラ・ペコリーニ
音楽デヴィッド・トーン
出演ヒース・レジャー(アレックス)/シャニン・ソサモン(マーラ)/ベンノ・フユルマン(イーデン)/マーク・アディ(トーマス)/ピーター・ウェラー(ドリスコル)/フランチェスコ・カルネルッティ(ドミニク)
あらすじカトリックの司祭アレックスは恩師の自殺を聞いて、信じられなくその真相を探るためにローマに赴く、そこで「罪食い」の存在を知るが・・・・
感想好きだな!この手のオカルト物。「罪食い」って始めて聞いたけど、カトリックの世界では信じられていることなのかしら?
日本初公開
観賞日2005.6.4
あなたにも書ける恋愛小説(2003 米)ポスター
原題ALEX AND EMMA
監督ロブ・ライナー
製作トッド・ブラック/ アラン・グライスマン/ジェレミー・レヴェン/ロブ・ライナー/エリー・サマハ
製作総指揮ジェイソン・ブルメンタル/ピーター・グーバー/ジェフリー・ストット/スティーヴ・ティッシュ
脚本ジェレミー・レヴェン
撮影ギャヴィン・フィネイ
美術ジョン・ラレナ/アラン・エドワード・ベル/ロバート・レイトン
音楽マーク・シェイマン
出演ケイト・ハドソン(エマ・ディンズモア/イェルヴァ/エルサ/エルドーラ/アンナ)/ルーク・ウィルソン(アレックス・シェルドン/アダム・シップリー)/ソフィー・マルソー(ポリーナ/ポリーナ・デラクロワ)/デヴィッド・ペイマー/ジョーダン・ランド/ロブ・ライナー
あらすじ現実と小説それぞれの世界での恋愛模様がシンクロしていくラブ・コメディ。創作に行き詰まった小説家が偶然雇った女性速記者の力を借りて恋愛小説を書き上げるまでをお洒落に綴る。監督は「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。主演は「10日間で男を上手にフル方法」のケイト・ハドソンと「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のルーク・ウィルソン。文豪ドストエフスキーが短編小説『賭博者』を執筆したときの実体験が基になっているという。
 かつて結婚恐怖症をテーマにした小説で一気に華開いた新進作家アレックス。その彼も今ではスランプに陥り借金もかさんだ挙げ句、取り立てに来た連中に商売道具のパソコンを壊される始末。アレックスは、30日間で小説を書き上げるからと、何とか返済の猶予をもらう。期限内に小説を完成させるため、口述筆記を思いついたアレックスは速記係を雇うことに。やって来たお堅いタイピスト、エマは、アレックスが弁護士と偽っていたことで警戒するが、本の内容が“恋に魂を抜き取られて苦しむ男の話”と聞いて興味を持ち、仕事を引き受けるのだった…。

感想小説の登場人物の恋物語りと作者と筆記者がシンクロされて面白かった。特に、ケイト・ハドソンがドイツ人の家政婦になった時は、台詞もドイツ訛りっぽく大袈裟になって、笑いを誘ったし、小説の中の美しい夫人に、ソフィー・マルソーがぴったりの役だったし、台詞の中で「アンナ・カレーニナ」がどうしたとか言っていたけど、ソフィー・マルソーが「アンナ・カレーニナ」をやったので引っ掛けたのかなと思ったりした。最近ケイト・ハドソンがチャーミングで目が離せない。
日本初公開2004.5.22
観賞日2005.4.13
イブラヒムおじさんとコーランの花たち(2003 フランス)ポスター
原題MONSIEUR IBRAHIM ET LES FLEURS DU CORAN
監督フランソワ・デュペイロン
製作ロラン・ペタン/ミシェル・ペタン
原作エリック・=エマニュエル・シュミット
脚本フランソワ・デュペイロン
撮影エリック・=エマニュエル・シュミット/レミ・シェブラン
出演オマー・シャリフ(イブラヒムおじさん)/ピエール・ブーランジェ(モモ)/ジルベール・メルキ(モモの父)/イザベル・ルノー(モモの母)/イザベル・アジャーニ(映画スター)
あらすじ 1960年代初頭のパリ。ユダヤ人街のブルー通りに父と2人で暮らす13歳の少年モモ。母はモモが生まれてすぐに兄ポポルを連れて家を出ていってしまった。いつも無口な父は事有るごとに兄の優秀だったという兄のポポを引き合いに出してモモの心を傷つける。通りには娼婦が客を待ちモモはそんな男女の有り方にも興味を持った。通りの向こうのトルコ人の老人の商う店で時々しな物をくすねていた。そんな少年と老人は自然に話をするようになる・・・・
感想少年を取巻く人々の暖かい心や、社会の厳しさや、人間にとって何が幸せなのか・・・・老人の言葉の一つ一つが重く心に残る。幸せの意味を考え直させられ、気持ちがやさしくなれる映画だった。老人のオマー・シャリフが重厚だなあ!老人が車の免許をとるところは微笑ましかった。
題名の”コーランの花たち”は町で客を引く娼婦の事を言っているのかしら?
日本初公開2004.11.20
観賞日2005.5.24
イン・アメリカ/三つの小さな願いごと(2002 イギリス/アイルランド)ポスター
原題IN AMERICA
監督ジム・シェリダン
製作アーサー・ラッピン/ジム・シェリダン
脚本ジム・シェリダン/ナオミ・シェリダン/カーステン・シェリダン
撮影デクラン・クイン
音楽ギャヴィン・フライデー/モーリス・シーザー
出演サマンサ・モートン(サラ)/パディ・コンシダイン(ジョニー)/サラ・ボルジャー(クリスティ)/エマ・ボルジャー(アリエル)/ジャイモン・フンスー(マテオ)
あらすじ希望を胸にアイルランドからニューヨークへと渡った一家の過酷な現実と再生への道のりを10歳の少女の目を通して描いた感動ドラマ。「マイ・レフトフット」「父の祈りを」のジム・シェリダン監督の半自伝的作品で、実の娘2人が共同脚本に名を連ねている。主演は「ギター弾きの恋」「モーヴァン」のサマンサ・モートン。
 かつて幼い息子を失った悲しみを未だに引きずる若い夫婦ジョニーとサラは、2人の娘を連れアイルランドから夢を抱いてニューヨークへと渡る。一家はボロボロのアパートで新生活をスタートさせるが、そこには厳しい現実が待っていた。俳優を目指すジョニーは、なかなかチャンスに恵まれず、タクシー運転手の仕事に就く。サラもウェイトレスをして僅かなお金を稼ぎ何とかやりくりする日々。それでも2人の娘は新天地で楽しみを見出していく。やがて姉妹は同じアパートに住む画家マテオと仲良くなる。そして、この出会いが一家に大きな変化をもたらすのだった…。

アパートの住人マテオは黒人で風貌からも皆から敬遠されていた。ハロウィンの日二人の姉妹はアパートの部屋をノックして御菓子をもらおうとするがどの家もドアを開けようとしない。マテオの部屋をノックする。マテオは二人を招き入れ、話をする。弟が死んだ話をするとマテオは涙を流した。自分も重い病気を抱えていたのだ。御菓子が無いのでお金をくれたお礼にマテオを食事に招待した。それ以来姉妹家族とマテオは親しい付き合いを始めた。孤独だったマテオに笑顔が見れるようになった。マテオの病気は日毎に重くなって顔に吹き出物が出る。どうしてオデキが出来ているの?と聞かれたマテオは、自分はホントはE・Tなんだ。もうすぐ宇宙に帰らないと行けない必ずさよならを言って宇宙に旅立つと妹と約束した。母親が早産で乳児は保育器に入っている。危ない状態で輸血が必要だった。女の子だった。クリスティー(姉)の血を輸血して妹は始めて泣き声をあげた。丁度それと同時にマテオが天国に旅だった。病院の会計課から毎日支払いの催促をされていた。高額の入院費が掛かったのだった。しかし、マテオが全額支払っていた事が分かった。必ずさよならを言うと約束したのに黙って行ってしまたので妹のアリエルはふくれていた。父と姉がアリエルにお月さんの回りをマテオがさよならとてを振っているよ。と嘘を言う。最初は見えないと言っていたがアリエルには見えたきがした。クリスティーは父と母にパパとママも死んだ弟にさよならをしないと駄目だと諭した。

☆クリスティーの言葉「弟が死んでから両親は抜け殻のようになった。私が一家を支えてきたんだ。私だって悲しくて夜中に一人で泣いた。」あどけないアリエルと大人のようなクリスティー。感動した。困った時に空にいる死んだ弟に願いをかける。
感想アイルランドからの移民の貧しさを描いた映画は多いな〜!気持ちが重くなりがちだけど、二人の姉妹と黒人のマテオとの触れ合いが感動的マテオも姉妹と知り合うまでは孤独な毎日だッたんだろうな〜!
日本初公開2003.12.13
観賞日2005.4.26
イン&アウト(1997 米)ポスター
原題In & Out
監督フランク・オズ
製作スコット・ルーディン
脚本ポール・ラドニック
撮影ロブ・ハーン
音楽マーク・シェイマン
出演ケヴィン・クライン/ジョーン・キューザック/マッド・ディロン/トム・セレック/デビー・レイノルズ/ウィルフォード・ブリムリー/ボブ・ニューハート/グレゴリー・ジュバラ/ショーン・ハトシー/ダン・ヘダヤ
あらすじアカデミー賞授賞式で教え子のスターが高校の時の先生はゲイだと言ってしまったからサア大変!果して自分はゲイなのか?今まで自覚が無かったハワードは3日後に結婚式を控えて結婚すれば疑いは晴れると結婚式に望むが・・・・
感想ナンだか皆良い人ばかりで幸せな人達だなあとこっちも嬉しくなった1品。ゲイが好んでするというダンスの事はイマイチわから無かった。どんなダンス?最後に全員で踊っていたのがそうなのかな?
日本初公開1998.12
観賞日2005.6.4
ヴァン・ヘルシング(2004 米)ポスター
原題VAN HELSING
監督スティーヴン・ソマーズ
製作ボブ・ダクセイ/スティーヴン・ソマーズ
製作総指揮サム・マーサー
脚本スティーヴン・ソマーズ
撮影アレン・ダヴィオー
編集ボブ・ダクセイ/アラン・シルヴェストリ
出演ヒュー・ジャックマン(ヴァン・ヘルシング)/ケイト・ベッキンセイル(アナ王女)/リチャード・ロクスバーグ(ドラキュラ伯爵)/デヴィッド・ウェンハム(カール)/シュラー・ヘンズリー(フランケンシュタイン)/ウィル・ケンプ(ヴェルカン)/エレナ・アナヤ(アリーラ)/シルヴィア・コロカ(ヴェローナ)/ジョジー・マラン(マリーシュカ)/ケヴィン・J・オコナー/アラン・アームストロング/トム・フィッシャー/サミュエル・ウェスト/ロビー・コルトレーン/スティーヴン・H・フィッシャー
あらすじ19世紀、ヴァチカンの命を受けて世にはびこるモンスター達を退治するヴァン・ヘルシングの活躍。
感想色んなモンスターが出て来て、面白かった。特に、ドラキュラの二人の妻がチャーミングだった。美女からドラキュラに変貌する時の特殊メイクが見物。最新のSFXで目が離せない。
日本初公開2004.9.4
観賞日2005.6.1
ヴィレッジ(2004 米)ポスター
原題THE VILLAGE
監督M ナイト・シャマラン
製作サム・マーサー/スコット・ルーディン/M ナイト・シャマラン
脚本M ナイト・シャマラン
撮影ロジャー・ディーキンス
音楽ジェームス・ニュートン・ハワード
出演ブライス・ダラス・ハワード(アイヴィー・ウォーカー)/ホアキン・フェニックス(ルシアス・ハント)/エイドリアン・ブロディ(ノア・パーシー)/ウィリアム・ハート(エドワード・ウォーカー)/シガーニー・ウィーヴァー(アリス・ハント)/ブレンダン・グリーソン(オーガスト・ニコルソン)/チェリー・ジョーンズ(クラック夫人)/セリア・ウェストン(ヴィヴィアン・パーシー)/ジョン・クリストファー・ジョーンズ(ロバート・パーシー)/フランク・コリソン(ヴィクター)/ジェイン・アトキンソン(タビサ・ウォーカー)/ジュディ・グリア(キティ・ウォーカー)/マイケル・ピット(フィントン・コイン)/フラン・クランツ(クリストフ・クレイン)/ジェシー・アイゼンバーグ(ジェイミソン)/チャーリー・ホフハイマー/スコット・ソワーズ/M ナイト・シャマラン
あらすじ「シックス・センス」「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督が、周囲から隔絶された小さな村を舞台に描く禁断のミステリー・スリラー。楽園のような共同体を守っていた奇妙な掟が破られたとき、村を戦慄の恐怖が襲う。主演は「サイン」のホアキン・フェニックスと名匠ロン・ハワード監督の娘でもあるハリウッド注目の新星ブライス・ダラス・ハワード。
 1897年、ペンシルヴェニア州。深い森に囲まれ、外の世界から完全に孤立したひとつの小さな村があった。村人は大きな家族のように強い絆で結ばれ、ユートピアのような理想の共同体を築いている。この村には昔から奇妙な3つの掟が存在し、人々はそれを忠実に守ってきた。しかし、掟を破るとどうなるかは、誰も知らなかった。そんなある日、盲目の少女アイヴィーの最愛の恋人ルシアスが刺され大ケガを負ってしまう。アイヴィーはルシアスの命を救うため、村の外に出ることを決意する。しかし、彼女が掟を破り森に足を踏み入れたとき、恐ろしい真実が明らかとなるのだった。

村と森の境には安全な色と言う黄色の布が下がり、村人は決して森の中に入っては行けないとされていた。森の中には恐ろしい物が住んでいるという。定期的に動物の生肉を供えてその動物の機嫌を損ねないように、村人は森に入らない、森の住人も村には来無いという約束事が出来ていた。知的障害を持つノアは森で採ったという赤い実を持っていた。赤い色は不吉な色とされて村には赤い花が咲くと土に埋めた。ルシアスはそんな掟に不信をもち、町に行って見たいと思っていた。一度森に入り、赤い実を取った。それから殺されて皮をむかれた動物が沢山発見された。家々のドアには赤いペンキが塗られてそれは森の住人の警告だという。村人達は森から聞こえて来る異様な鳴き声に恐れ見張り小屋では毎晩見張りが立つ。盲目のアイヴィーとルシアスの結婚が決まった時、知的障害をもちアイヴィーやルシアスと幼馴染のノアはルシアスを刺した。医者から見離された時アイヴィーは森を抜けて町までルシアスの薬を買いに行くと父親に哀願する。父親はアイヴィーを村外れの小屋に連れて行った。そこに有ったのは村人達が恐れている森の住人の赤いマントに包まれた怪獣の姿だった。恐れるアイヴィーに父親はこれは作り物だ。村の掟は村人を穢れた町に生かせ無い為に長老達が考えたものだ。長老達は其々大切な身内を町で殺された。悲しみに絶えきれず森の中に逃げこみ決して町には帰るまい、森の中で平和な運命共同体を作り平和に暮らそうと森の中には恐ろしい生物がいると欺いてきた。
二人の若者と一緒に村を出たが途中で二人の若者は森に入るのが怖くてアイヴィー一人残して逃げかえった。これは父親は予想していた事で、町には一人で行くように言われていた。途中穴に落ち、必死で這い上がったが、赤いマントの森の住人に襲われた。逃げきれず穴の側に立ち襲ってきたところで身を翻すと森の住人は穴に落ちた。しかしそれは知的障害者のノアだったが盲目のアイヴィーには見えなかった。森が切れたところは高い塀に囲まれていた。必死で塀をよじ登り外に出ると鳥獣保護区のパトロールカーに会った。監視員はこんな所に若い女がいるのが不思議だったが、森の中に住んでいるという彼女の言葉を半信半疑で彼女の必死で訴える姿につい、彼女の差し出す薬の名前を書いている紙とお金の代りに金のペンダントを受け取り管理棟に行って上司の目を盗んで薬を盗み梯子を持ち出して彼女を森に帰した。薬を持って帰ったアイヴィーは森で襲われたけど穴に落として殺したと報告する。床下に隠していた赤いマントと一緒にノアの姿が見えなくなっていた。しかしアイヴィーの薬は間に合わなかった。

☆面白かったけど種明かしされたらどおってことの無い原因だった。
感想ホアキン・フェニックスってネクラの役所がピッタリ、心の底に悲しみを秘めたネクラ。好きだな〜!前半は面白かったけど、掟を作った理由は別に特別な理由でもなかった気がする。そんなことは誰にでも、この瞬間にも起きうる事だしそんな理由で現代社会と断絶してしまうのは間違ってると思う。皆いろんな困難と一緒に生きているのだから・・・でしょ?
日本初公開2004.9.11
観賞日2005.4.26
エイプリルの七面鳥(2003 米)ポスター
原題PIECES OF APRIL
監督ピーター・ヘッジズ
製作アレクシス・アレクザニアン/ジョン・S・ライオンズ/ゲイリー・ウィニック
製作総指揮キャロライン・カプラン/ジョナサン・セリング/ジョン・スロス
脚本ピーター・ヘッジズ
撮影タミー・レイカー
音楽ステフィン・メリット
出演ケイティ・ホームズ(エイプリル・バーンズ)/パトリシア・クラークソン(ジョーイ・バーンズ)/オリヴァー・プラット(ジム・バーンズ)/デレク・ルーク(ボビー)/アリソン・ピル(ベス・バーンズ)/アリス・ドラモンド(ドッティ)/ジョン・ギャラガー・ジュニア(ティミー・バーンズ)/ショーン・ヘイズ(ウェイン)
あらすじ サンクス・ギビングのニューヨーク。アパートで恋人ボビーと暮らすエイプリルは、いつもの感謝祭とは違う特別な日を迎えようとしている。自由奔放な彼女は、典型的な中流家庭である家族を嫌い、中でも母ジョーイとは何かと衝突、やがて家を飛び出し現在に至っていた。だがある日、ジョーイが癌で余命わずかと知ったエイプリル。そこで彼女は、郊外に住み、もう何年も会ってない家族全員をディナーに招待して、母の好物である七面鳥のローストを振る舞おうと決意する。こうしてさっそく料理に取り掛かるエイプリルだったが・・・
感想七面鳥のローストを家でつくろうなんて考えた事も無いので、料理番組のような気分で見ていたら、結構深刻な展開になって来た。家族って悲しいね!
日本初公開2004.10.30
観賞日2005.5.1
エロトマニア(2002 米)ポスター
原題Obsessed
監督ジョン・バダム
製作総指揮バーバラ・リーバーマン
脚本マシュー・タバック
撮影ロン・スタンネット
音楽ジョゼフ・コンラン
出演ジェナ・エルフマン(エレーナ・ロバーツ)/サム・ロバーズ(デビッド・スティルマン)/ケイト・バートン(サラ・ミラー)/マーク・カマチョ(サム・カバロ)/チャールズ・パウエル(ピーター・ミラー)
あらすじメディカルライターのエレーナはある日突然ストーカー容疑で逮捕される。不倫相手から被害届が出たのだった。エレーナの言分は不倫が妻にばれて男が逃げ腰になっている。被害者は自分の方だと主張する。公判が始まり検察側はエレーナが医師に憧れる余り有りもしない恋愛関係を妄想してストーカー行為に及んだと主張した。果して、どちらが嘘を言っているのか・・・・
感想聞いた事有りますよ、こんな人いるって、精神異常者では有るけど、日常生活の中では分からないから、狙い撃ちされた方は災難ですよね!なんたって、女性のほうが弱い立場だと相場が決まってるから絶対男が嘘をついていると思いますもん!こういうとき日頃の行いが物を言うんだよね!ああ、アイツだったらやりかねないやって言われない様にね・・・・
因みに題名の「エロトマニア」とは恋愛妄想症を意味する医学用語らしいです。
日本初公開スターチャンネルで放映
観賞日2005.6.4
オーシャンズ12(2004 米)ポスター
原題OCEAN'S TWELVE
監督スティーヴン・ソダーバーグ
製作総指揮ブルース・バーマン/ジョージ・クルーニー/スーザン・イーキンス
脚本ジョージ・ノルフィ
撮影クリス・コニアー/ピーター・アンドリュース
編集スティーヴン・ミリオン
音楽デヴィッド・ホームズ
出演ジョージ・クルーニー(ダニー・オーシャン)/ブラッド・ピット(ラスティ・ライアン)/ジュリア・ロバーツ(テス・オーシャン)/キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(イザベル)/アンディ・ガルシア(テリー・ベネディクト)/マット・デイモン(ライナス・カルドウェル)/バーニー・マック(フランク・カットン)/ヴァンサン・カッセル(フランソワ)/ドン・チードル(バシャー)/エディ・ジェイミソン(リビングストン・デル)/ケイシー・アフレック(バージル・モロイ)/シャオボー・クィン(イエン)/エリオット・グールド(ルーベン・ティシュコフ)/スコット・カーン(ターク・モロイ)/カール・ライナー(ソール・ブルーム)/ブルース・ウィリス((クレジットなし))/アルバート・フィニー((クレジットなし))
あらすじあれから3年、カジノのオーナーは盗まれた一億6000万ドルを利子を付けて2週間以内に返済するよう、オーシャンズの一人一人を探し出して脅迫して回った。追い詰められたオーシャンズは返済金を工面する為にもうひと山大仕事をする事にしてアムステルダムに向かった。
感想今度のブラピはパッとしなかったなア〜!普通だった。豪華キャストの中で埋もれてしまうほどのキャラクターでも無いと思うんだけど・・・・それにしてもジュリア・ロバーツは痩せ過ぎなのか、あんまり綺麗じゃなかった。それに引き替え、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは今までで1番可愛いと思った。引き締まっていたしキラキラしてた。前半は無性に眠くてストーリーがイマイチ把握できて無いかもしれないけど、後半は面白かった。赤外線回避の場面はチョットお粗末かな!全然回避出来て無いでしょ?あんなんだったら絶対身体ズタズタだから・・・・エントラップメントのキャサリン・ゼタ・ジョーンズの赤外線回避は華麗で素晴らしかったのにな・・・・・
日本初公開2005.1.22
観賞日2005.7.3
オペラ座の怪人(2004 米/イギリス)ポスター
原題THE PHANTOM OF THE OPERA
監督ジョエル・シューマカー
製作アンドリュー・ロイド=ウェバー
製作総指揮ポール・ヒッチコック/オースティン・ショウ
原作ガストン・ルルー
脚本ジョエル・シューマカー/アンドリュー・ロイド=ウェバー
撮影ジョン・マシソン
美術アンソニー・プラット
衣装アレクサンドラ・バーン
編集テリー・ローリングス
音楽アンドリュー・ロイド=ウェバー
出演ジェラルド・バトラー(ファントム)/エミー・ロッサム(クリスティーヌ)/パトリック・ウィルソン(ラウル)/ミランダ・リチャードソン(マダム・ジリー)/ミニー・ドライヴァー(カルロッタ)/シアラン・ハインズ(フィルマン)/サイモン・キャロウ(アンドレ)/ジェニファー・エリソン(メグ・ジリー)
あらすじ1919年、今は廃墟となっているオペラ座の、栄華を誇っていた当時の品物がオークションに掛けられた。そこで競り合った老人と老婦人はお互いに見つめあうだけで心は通じる様子。サルの玩具を老人が競り落とした。そして。大きなシャンデリアがせりに掛けられたとき、人々は一気に1870年のオペラ座の華やかりし時代に記憶を引き戻された。
当時全盛を誇っていたオペラ座では怪奇な出来事が頻繁に起こってオペラ座には幽霊が居ると噂されていた。主演女優の怪我によってダンサーのクリスティーヌが代役に抜擢され喝采を浴びた。死んだ父親が自分に天使を遣わして歌を教えてくれると信じていたクリスティーヌだったがその天使とは・・・・
感想冒頭の、シャンデリアが競売に掛けられ、一気に時代がさかのぼり廃墟だったオペラ座が当時の姿に戻るとき、オーケストラの音楽とともに、息を吹き返して行く美しいオペラ座画すばらしく、鳥肌立ってしまった。主演の三人は吹き替えなしの本人の歌声なんだって。凄い!台詞はすべて歌なんだけど目を離すことなく一気に140分経ってしまった。特に、クリスティーナ役のエミー・ロッサムは監督のジョエル・シューマカーがオーディションの時電撃に打たれたようだったと評するだけあって、可憐で澄んだ歌声の持ち主でクリスティーヌにぴったりだった。
日本初公開2005.1.29
観賞日2005.9.29
カラーパープル(1985 米)ポスター
原題The Color Purple
監督スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮ジョン・ピータース/ピーター・グーバー
製作スティーヴン・スピルバーグ/クインシー・ジョーンズ(ほか)
脚色メノ・メイジェス
撮影アレン・ダヴュー
音楽クインシー・ジョーンズ
出演ウービー・ゴールドバーク(セリー)/ダニー・グローヴァー(“ミスター”)/マーガレット・エイヴァリー(シャグ)/オプラ・ウィンフリー(ソフィア)/ウィラード・ピュー/レイ・ドーン・チョン/ローレンス・フィッシュバーン
あらすじ1909年、南ジョージア。父親の子供を二人出産した少女セリ―はミスターと呼ばれる男の元に奴隷同様に嫁いだ。家に残した妹が父親から逃げてきた。ミスターは元々妹のほうを欲しかったので妹を歓迎した。自分の物になら無い妹に腹を立て妹を家から追い出してしまう。離れ離れになった二人の姉妹が再会するのはいつのことだろう・・・・
感想へーー!スピルバーグのプロデビュー初の作品なんだ!長い映画だったけど、感動した。たくさんの映画賞にノミネートされながらも、受賞が無かったのは、不思議!何らかの圧力があったのかな?とつい有らぬ勘繰りをしてしまった。セリーのしぶとく生きぬいていく姿に無の強さを感じた。題名の「カラーパープル」ってどう言う意味なんだろう
日本初公開
観賞日2005.3.21
カリートの道(1993 米)ポスター
原題Carlito's Way
監督ブライアン・デ・パルマ
製作マーティン・ブレッグマン/ウィリー・ベア/マイケル・S・ブレッグマン
製作総指揮ルイス・A・ストローラー/オートウィン・フレイヤームス
原作エドウィン・トレス
脚本デヴィッド・コープ
撮影スティーヴン・H・ブラム
音楽パトリック・ドイル
出演アル・パチーノ(カリート)/ショーン・ペン(クレインフェルド)/ペネロープ・アン・ミラー (ゲイル)/ジョン・レグイザモ(ベニー・ブランコ)/イングリッド・ロジャース(ステフィー)/ルイス・ガスマン(パチャンガ)/ヴィゴ・モーテンセン/エイドリアン・パスダー /ジョン・アグスティン・オーティス/ジョン・セダ 
あらすじ1975年。以前はNYの暗黒街で麻薬密売の大物として鳴らしたギャング、カリート。弁護士クラインフェルドの尽力で5年ぶりに刑務所から出所する。新たにディスコのオーナーになり、夢はある島の中古車販売会社のオーナーになって堅気になることだった。昔の恋人と再会し、夢も手の届くところに来たと感じた時思わぬ事態に直面する・・・
感想街の皆から恐れられるギャングの顔のカリートと恋人ゲイルの前でのカリートをうまく演じて長い映画ながら飽きさせない。ゲイル役のアン・ミラーもやくざの女らしくない爽やかさで好感が持てた。やっぱり、アルパチーノは影のあるマフィアがはまり役だね!
日本初公開1994.4
観賞日2005.8.14
彼氏がステキになったワケ(2003 米/イギリス)ポスター
原題The Shape of Things
監督ニール・ラビュート
製作ニール・ラビュート/ゲイル・マトルー/フィリップ・ステュアー/レイチェル・ワイズ
脚本ニール・ラビュート
撮影ジェームズ・L・カーター
音楽エルヴィス・コステロ
出演レイチェル・ワイズ(ヴリン・アン・トンプソン)/ポール・ラッド(アダム・ソレンソン)/グレッチェン・モル(ジェニー)/フレデリック・ウェラー(フィリップ)
あらすじ小太りで眼鏡のアダムはバイト先の美術館でイヴリンという女性と知り合う。彼女はアダムを素敵だといい、アダムも自分をそんな風に言ってくれたのは彼女が初めてだったのでうれしくなって彼女を好きになってしまう。イヴリンはアダムに髪型を変えたらもっと素敵になるとアドバイス、次々にイヴリンの言うまま、とうとう鼻の整形手術までしてしまった。スッカリイケメンに変身してしまったアダムだったが・・・・・
感想いやーーー!こんな女性に見込まれたらたまらないね!ショックだろうな〜!鼻持ちならない男を痛めつけるのは気持ちが良いけど、冴えない、モテナイ男をここまでいたぶるのは後味が悪いんでない?!イヴリン役のレイチェル・ワイズがブットンでて良かった。
日本初公開
観賞日2005.7.3
カレンダー・ガールズ(2003 米)ポスター
原題CALENDAR GIRLS
監督ナイジェル・コール
製作ニック・バートン/スザンヌ・マッキー
脚本ティム・ファース/ジュリエット・トウィディ
撮影アシュレイ・ロウ/オリヴァー・カーティス
音楽パトリック・ドイル
出演ヘレン・ミレン(クリス)/ジュリー・ウォルターズ(アニー)/シアラン・ハインズ(ロッド)/ペネロープ・ウィルトン(ルース)/セリア・イムリー(シーリア)/リンダ・バセット(コーラ)/ ジェラルディン・ジェームズ(マリー)/ジョンアルダートン/アネット・クロスビー/フィリップ・グレニスター/ジョージ・コスティガン/グレアム・クラウデン/ジョン・フォーチュン
あらすじ99年、イギリスの小さな田舎町で世界初の“婦人会ヌード・カレンダー”が製作され、30万部を売上げ大きな話題となった実話を基にしたヒューマン・コメディ。病院の資金集めにと企画されたヌード・カレンダーの制作過程を通して、モデルとして参加した中年女性たちそれぞれの人間模様をユーモラスかつ暖かな眼差しで描く。主演は「ゴスフォード・パーク」のヘレン・ミレンと「リトル・ダンサー」のジュリー・ウォルターズ。
 ヨークシャーの田舎町ネイプリー。主婦たちの社交の場はもっぱら地元の婦人会。大親友のクリスとアニーもこの婦人会のメンバーだったが、あまりにも平凡すぎる退屈な毎日に、最近疑問を感じ始めていた。そんなある日、アニーの夫ジョンが白血病で亡くなってしまう。悲しみに暮れるアニーを励ます狙いもあって、クリスは突拍子もないアイデアを口にする。なんとそれは、毎年恒例の婦人会カレンダーを製作するに当たって、今年は自分たち自身がモデルのヌード・カレンダーをつくろうというもの。そして、その売上げをジョンが世話になった病院に寄付するというのだ。最初は誰も相手にしなかったが、徐々に有志が集まり始め、噂が婦人会に聞こえて集会で顰蹙を買った。しかし次々に賛同者が増え製作の運びとなった。キャメラマンは勇気を持ってOKしてくれた普段の生活をヌードで映すと言うものだった。出来あがった写真は大評判増刷を繰り返し新聞やテレビに取り上げられ皆は一躍有名になってしまった。しかし、取材なんかで家庭を疎かにする日々が続き障害も出てきた。ハリウッドからの新しいカレンダーの依頼も来て超高級ホテルのVIPルームに宿泊したりした。

☆面白かった。女優さん達も勇気が要ったことでしょう。
感想出演した女優さん達も勇気あると思う。長い女優生活の中で始めてのヌードの人も居たはずだから。しかし、婦人会なんて古今東西似たり寄ったりなんだろうな〜!本物のカレンダーを見てみたくなった。
日本初公開2004.5.29
観賞日2005.4.26
キッチン・ストーリー(2003)ポスター
原題Salmer Fra Kjokkenet(Kitchen Stories)
監督ベント・ハーメル
製作ベント・ハーメル/ヨルゲン・ベリマルク
脚本ベント・ハーメル/ヨルゲン・ベリマルク
撮影フィリップ・オガールド
音楽ハンス・マティーセン
出演ヨアキム・カルメイヤー(イザック)/トーマス・ノールシュトローム(フォルケ)/ビョルン・フロベリー(グラント)/リーネ・ブリュノルフソン/スブレエ・アンケル・オウズダル/レイフ・アンドレ
あらすじ1950年代。スウェーデンの“家庭研究所”は、キッチンにおける独身男性の行動パターンを探るべく、大がかりな台所調査を実施することを計画。イザックの家に派遣されてきたスウェーデン人の調査員フォルケは、庭にトレーラーハウスを設置して夜はそこに寝泊まりし、日中は、台所の一角に高い椅子を据えてそこに陣取ると、イザックの行動を四六時中、無言で観察するようになる。そんなフォルケに対し、はじめのうちは非協力的な態度を取っていたイザックだったが…。フォルケとイザックは禁止されているにもかかわらず少しずつ話しをするようになりすっかり気のあう二人になってしまい、フォルケは自分のやっている仕事に疑問を持ち始めた・・・・

調査員は被験者と口を利いては駄目な決まりだった。しかし、少しずつ話しをしだして、イザックの誕生日にケーキを一緒に食べ、酒を飲み一緒に居る幸せ感をお互いに感じるようになった。この研究の博士は女と自家用機に篭りきりで代役の監督を派遣していた。調査員の中には被験者と酒を飲みたいからビールを分けてくれとフォルケに頼みに来た男が居たが違反だからと断わった。フォルケが風邪でたおれて眠って居る時にイザックが自分の行動をグラフに書いたりして手伝ったつもりだったがそれを監督に見つかって二人は違反しているとフォルケに本部に出頭するよう告げる。そんな仕事に嫌気が差して最近はイザックと二人で楽しい時間を過ごす楽しみのほうを大切にしていた。監督からくびを言い渡されトレーラーはスゥェーデンまで運べといわれて国境まで運んだあと曽於子に置き去りにしてイザックの家まで引き返した。イザックの家の前に救急車が止まっていた。

感想不思議な感動があった。最後にイザックはどうなったんだろう。よく解らなかった。不器用な二人がお互いを必要としている事に気づいていく過程がほのぼのとして良い感じ・・・
日本初公開2004.5.22
観賞日2005.7.3
きみがくれた未来(2010 米)ポスター
原題Charlie St. Cloud
監督バー・スティアーズ
製作マーク・プラット
脚本クレイグ・ピアース/ルイス・コリック
撮影エンリケ・シェディアック
音楽ロルフェ・ケント
出演ザック・エフロン(チャーリー・セント・クラウ)/アマンダ・クルー(テス・キャロル)/チャーリー・ターハン(サム・セント・クラウド)/キム・ベイシンガー(クレア・セント・クラウド)/レイ・リオッタ(フロリオ)/オーガスタス・プリュー(アリステア)/ドナル・ローグ(ティンク)
あらすじ 高校生のチャーリーはヨットで奨学金を得て大学に進む予定だったが、卒業式の夜、交通事故を起こし弟を死なせてしまった。チャーリーは自分の夢を全て諦め弟の墓地の管理人をしながら毎晩約束の時間に弟の幻影とキャッチボールをするのが日課だった。そんな時ヨットのライバルだったテスと再会しチャーリーの気持ちが少しずつ変化していく。
感想チャーリーには死んだ人と話が出来る特別な才能もあったようだ。チャーリーが弟と話しているのを友人が見ると一人で身振り手振りで話しているからホラー映画のようでも有る。今売り出しのザック・エフロン、これからが楽しみ。お母さんのキム・ベイシンガーは最初だけしか出てこない。チョット泣けました。
日本初公開2010.12.23
観賞日2011.12.16
ギャザリング(2003 イギリス)ポスター
原題The Gathering
監督ブライアン・ギルバート
製作マーク・サミュエルソン/ピーター・サミュエルソンピーター・サミュエルソン/ピッパ・クロス
脚本アンソニー・ホロウィッツ
撮影マーティン・フューラーマーティン・フューラー
音楽アン・ダドリー
出演クリスティナ・リッチ(キャシー)/ヨアン・グリフィズ(ダン)/ケリー・フォックス(マリオン)/ブレア・プラント(ベルナール神父)/スティーヴン・ディレーン(サイモン)/サイモン・ラッセル・ビール(ルーク司祭)/ブリジット・ターナー(グローブス夫人)
あらすじイギリスの田舎町グラストン・ベリーで地中から教会が見つかった。丘の上に来たアベックが穴に落ちて死んだ。その穴の中に古い教会が有り、キリスト像が普通とは逆になっていて、壁には群集が描かれている。教会から調査を依頼されたサイモンは、教会側が、その教会の存在を隠そうとする事に不審を抱き独自に調査を始めた。一方サイモンの妻は運転中に若い女性のバックパッカーをはねてしまう。記憶喪失になったその女性を家に一時的に住まわせることになった。その女性キャッシーは、見知らぬ町で自分を何時もじっと見ている人々の視線を感じた。そして、怖ろしい幻覚を見るようになる。
感想面白かった〜!キリストがらみのオカルト映画は沢山有るけど、ギャザリングを扱ったのは面白いと思った。有り得る話だもん
日本初公開
観賞日2005.8.14
キャットウーマン(2004 米)ポスター
原題CATWOMAN
監督ピトフ
製作デニーズ・ディ・ノヴィ/エドワード・マクドネル
製作総指揮アリソン・グリーンスパン/ベンジャミン・メルニカー/マイケル・E・ウスラン
キャラクター
デザイン
ボブ・ケイン
原案テレサ・レベック/ジョン・ブランカトー/マイケル・フェリス
脚本ジョン・ブランカトー/マイケル・フェリス/ジョン・ロジャース
撮影ティエリー・アルボガスト
編集シルヴィ・ランドラ
音楽クラウス・バデルト
出演ハリー・ベリー(ペイシェンス・フィリップス)/シャロン・ストーン(ローレル)/ベンジャミン・ブラット(トム・ローン)/ランベール・ウィルソン(ジョージ・ヘデア)/フランセス・コンロイ(オフィーリア・パワーズ)/アレックス・ボースタイン/マイケル・マッシー/バイロン・マン
あらすじ1992年の映画「バットマン リターンズ」ではミシェル・ファイファーが演じて好評を博した原作コミックの人気キャラクターを主人公に据えたアクション・ファンタジー。今回新たにタイトル・ロールを演じるのはオスカー女優ハリー・ベリー。キャットウーマンとして生まれ変わったヒロインが巨大企業の陰謀に立ち向かう。監督は「ヴィドック」のピトフ。
 巨大な化粧品会社ヘデア社でグラフィック・デザイナーとして働くペイシェンス・フィリップスは内気で極端に控えめな女性。才能がありながら自分を主張できないばかりに冴えない毎日を送っていた。そんなある日彼女は、ヘデア社が恐ろしい副作用がある老化防止クリームをその事実を隠したまま発売しようとしていることを偶然知ってしまう。その結果、秘密を守ろうとするヘデア社によって殺されてしまうペイシェンス。しかしその瞬間、不思議なことが起こり、彼女は超人的な猫の能力を有した<キャットウーマン>として生まれ変わったのだった。

感想ハル・ベリーカッコ良かった!チャーミングだし、セクシーだし、シリーズになら無いのかな!
日本初公開2004.11.3
観賞日2005.5.10
9000マイルの約束(2001 ドイツ)
原題So weit die Fusse tragen
監督ハーディ・マーティンス
製作ハーディ・マーティンス/ジミー・C・ゲルム
脚本ハーディ・マーティンス/バスティアン・クレーヴェ/ベルント・シュヴァム
撮影パーヴェル・レーベシェフ
音楽エドゥアルド・アルテミエフ
出演ベルンハルト・ベターマン(クレメンス・フォレル)/ミヒャエル・メンドゥル(ドクター・シュタウファー)/アナトリー・コテニョフ(カメリアフ中尉)/ハンス・ペーター・ハルヴァクス(バウドゥレクセル)/イリス・ベーム(カトゥリン)/イリーナ・パンタエヴァ(イリーナ)
あらすじ第2次大戦後ドイツ軍の将校クレメンスは戦犯としてシベリアの収容所に送られる。極寒の地での過酷な労働と、飢えで仲間は次々に死んでいった。しかし、家族との別れの時、クリスマスには帰るよとの約束を何としても果さなければと言う強い気持ちで、収容所を脱走し、色んな人々に助けられながら故郷に1歩1歩近づいていく・・・・
感想シベリアの収容所の話は時々耳にするけど、ホントに酷い生活だったんだ。脱走してからシベリアの雪原をと、ひたすら妻子の待つ我家にと、進む途中の景色は素晴らしかった。色んな人々に助けられるが、モンゴルの村での事は印象的・・・良い映画だった!
日本初公開
観賞日2005.4.18
グッバイ、レーニン!(2003 ドイツ)ポスター
原題Good bye, Lenin!
監督ヴォルフガング・ベッカー
製作シュテファン・アルント
脚本ヴォルフガング・ベッカー/ベルント・リヒテンベルグ
撮影マルティン・ククラ
音楽ヤン・ティルセン
出演ダニエル・ブリュール(アレックス)/カトリーン・ザース(カトリーン・ザース)/マリア・シモン(アリアーネ)/チュルパン・ハマートヴァ(ララ)/フロリアン・ルーカス(デニス)/アレクサンダー・ベイヤー(ライナー)/ブルクハルト・クラウスナー(アレックスの父)
あらすじ1989年にベルリンの壁が崩壊し、平凡な青年アレックスは心臓麻痺で長い間寝たきりになっていた母親が奇蹟的に意識を回復したが時代の変わり様に、熱烈な共産思想の母親がショックで死んでしまうかも知れないと恐れて、ベルリンの壁崩壊前の生活をそのまま復元しようと必死で走りまわるが・・・・

感想心臓に悪いと言っても、あの母親だったら絶対強いから、変わった世の中を見てもショックで心臓麻痺起こしたりしないと思うから自然に事態を知らせたほうが良いと思うんだけど。仮に私が母親の立場だったら、新しい時代を見て、その中で時代の波に乗って生きていきたいと思う・・・チョー!マザコン男なんだね!私はやっぱり姉の気持ちの方が理解出来るな!
日本初公開
観賞日2005.6.4
クルーシブル(1996 米)ポスター
原題The Crucible
監督ニコラス・ハイトナー
製作ロバート・A・ミラー/デヴィッド・V・ピッカー
脚色アーサー・ミラー
撮影アンドリュー・ダン
音楽ジョージ・フェントン
出演ダニエル・デイ=ルイス(ジョン・プロクター)/ウィノナ・ライダー(アビゲイル・ウィリアムズ)/ジョアン・アレン(エリザベス・プロクター)/ポール・スコフィールド(ダンフォース判事)/ブルース・デーヴィソン(パリス牧師)/ロブ・キャンベル(ヘイル牧師)/ジェフリー・ジョーンズ(トーマス・パトナム)/ピーター・ヴォーガン(ジャイルズ・コーリー)
あらすじ禁止された楽しみを大人達から咎められた少女たちは、魔女に取り付かれたせいだと言い出し、異常な行動をして見せ、大人達はすっかり騙されて、罪無き人々を魔女の疑いをかけ処刑する。少女たちのリーダー的存在のアビゲイルは妻子ある男(ジョン)に思いを寄せ関係を持つが妻に知られたためにジョンは離れていった。アビゲイルはジョンの妻に魔女の疑いを掛けジョンの気持ちを自分に向かせようとするが事態はもっと深刻な状態に落ちていく・・・・


感想仏教とキリスト教では魔女に対する認識が全然違うと思います。特にこの時代では魔女は居ると信じられていたんですね。何故、牧師や裁判官など知識人が集まって、少女達の嘘に踊らされたかがその事を著していますね。少女達の残酷さはあどけない顔に隠されていて、分かってはいるものの、惑わされてしまうのは古今東西変わらないのね・・・・少女達もその事はよ〜く心得ているから・・・
日本初公開
観賞日2005.1.24
Shall we Dance シャル・ウィ・ダンス(リメイク版)(2004 米)ポスター
原題SHALL WE DANCE?
監督ピーター・チェルソム
製作サイモンフィールズ
製作総指揮ジュリー・ゴールドスタイン/ボブ・オシャー/マリ・スナイダー・ジョンソン/ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン
脚本オードリー・ウェルズ
撮影ジョン・デ・ボーマン
美術キャロライン・ハナニア
衣装ソフィー・デラコフ・カーボネル
編集チャールズ・アイアランド
音楽ジョン・アルトマン/ガブリエル・ヤーレ
出演リチャード・ギア/ジェニファー・ロペス(ポリーナ)/スーザン・サランドン(ビヴァリー・クラーク)/スタンリー・トゥッチ(リンク・ピーターソン)/ボビー・カナヴェイル(チック)/リサ・アン・ウォルター(ボビー)/オマー・ミラー(ヴァーン)/アニタ・ジレット(ミス・ミッツィー)/リチャード・ジェンキンス(ディバイン探偵)/タマラ・ホープ(ジェナ・クラーク)/スターク・サンズ(エヴァン・クラーク)/ニック・キャノン(スコット)/ジャ・ルール
原作周防正行
あらすじ幸せな家庭、順調な仕事・・・何不自由ない毎日のはずの自分、それなのに、何故か満たされない毎日通勤電車の窓から見上げたとき目に入ってきたのはダンス教室の看板と、その窓に佇む物憂げな女性、次の日も又次の日も窓辺の女性が見えた。思わず途中下車してダンス教室のドアを開けた弁護士のジョン・クラーク。それから彼の日々が一新した。
感想日本版も見たけど、日本映画ってコメディーでも何故か影が残るのはなぜ?見終わった後でハッピーな気分になるのはリメイク版のハリウッド版だな!なんてったってリチャード・ギア!どうしてアンナにカッコいいの?ジェニファー・ロペスは大好きな女優さんだけど、今回は特に綺麗だった。この映画のために更にナイスボディーに磨きを掛けた感じ!あの、パンパーーんとしたお尻が大好きです。薄いドレスの下に感じるジェニ・ロペの引き締まった肢体がチョーー魅力的!それだけでも見る価値あるよ!まあ、ストーリーはオリジナルとほとんど同じでお馴染みだから特にコメント無し!
日本初公開2005.4.23
観賞日2005.10.29
真珠の耳飾りの少女(2003イギリス/ルクセンブルグ)ポスター
原題GIRL WITH A PEARL EARRING
監督ピーター・ウェーバー
製作アンディ・パターソン/アナンド・タッカー
製作総指揮ピーター・ブロック/ニック・ドレイク/リチャード・アードーズ/フランソワ・イヴェルネル/ダリア・ジョヴィチッチ/キャメロン・マクラッケン/トム・オーテンバーグ/ダンカン・リード
原作トレイシー・シュヴァリエ(『真珠の耳飾りの少女』(白水社刊))
脚本オリヴィア・ヘトリード
撮影エドゥアルド・セラ
美術ベン・ヴァン・オズ
衣装デザインディーン・ヴァン・ストラーレン
音楽アレクサンドル・デプラ
出演スカーレット・ヨハンソン(グリート)/コリン・ファース(ヨハネス・フェルメール)/トム・ウィルキンソン(ファン・ライフェン)/キリアン・マーフィ(ピーター)/エシー・デイヴィス(カタリーナ)/ジュディ・パーフィット(マーリア)/アラキーナ・マン(コーネリア)
あらすじ17世紀に活躍した寡作の天才画家フェルメールが描いた一枚の絵を巡る歴史ドラマ。ベストセラーの同名原作を基に、一般に『青いターバンの少女』の名で知られ、日本でも人気の名画『真珠の耳飾りの少女』に秘められた謎に迫り、フェルメールとモデルの少女が交わす複雑な心の機微を静謐にして官能的に綴る。主演は「ゴーストワールド」「バーバー」のスカーレット・ヨハンソン。監督はこれがデビュー作となるピーター・ウェーバー。撮影のエドゥアルド・セラがフェルメール絵画の光と影を鮮やかに再現。
 1665年のオランダ、デルフト。つましい家庭の少女グリート。彼女は、タイル職人の父が事故で失明したことから一家の家計を支えるため働きに出る。そして、画家ヨハネス・フェルメールの家で奉公することとなった。夫婦ゲンカが絶えず、子供たちが騒々しい中で日夜働き続けるグリート。そんなある日、フェルメールはグリートの窓掃除により生まれた新たな光を見て新作を描くきっかけを掴む。フェルメールは彼女の色彩感覚を認め、絵の具の調合を手伝わせるようになる。しかし、フェルメールの創作意欲を刺激するグリートの存在は、やがて周囲に思わぬ波風を起こしていった…。

フェルメールはグリートをモデルに捜索意欲が湧いてきた。グリートもフェルメールに心を動かされ始めたが、妻が又妊娠した事を知って内心ガッカリした。肉屋の若い男がグリートに言い寄っていたので彼を誘ってフェルメールで満たされない物を補った。子供が生まれたフェルメールの家庭は妻の母親が宝石を手放しながら生活費を工面してフェルメールの絵のパトロンを探した。フェルメールの才能を買っている金持ちの収集家はグリートを見て食指を動かした。フェルメールはグリートに真珠のイヤリングをさせて絵を描きたかった。妻の留守の間に母親から妻の真珠を借りて描いた。グリートを最初から嫌っていた長女が母親に告げ口して妻が自分のイヤリングを付けて描いたと立腹グリートはその家を追い出された。フェルメールはグリートをかばってくれなかった。黙って恨めしく思いながら里に帰った。後日フェルメールからグリートに真珠のイヤリングを女中頭が持って来た。

感想フェルメールの妻の母親が彼の才能を信じて家財を投じて画家としての彼を支援しつづけたのは立派だ。スカーレット・ヨハンソンの幼い色気がドキッとするほど魅力的。
日本初公開2004.4.10
観賞日2005.5.10
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(2004 米/イギリス)ポスター
原題SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW
監督ケリー・コンラン
製作ジョン・アヴネット/サディ・フロスト/ジュード・ロウ/マーシャ・オグレズビー
製作総指揮オーレリオ・デ・ラウレンティス/ラファエラ・デ・ラウレンティス/ビル・ヘイバー
脚本ケリー・コンラン
撮影エリック・アドキンス
美術ケヴィン・コンラン
衣装ステラ・マッカートニー
編集サブリナ・プリスコ
音楽エドワード・シェアマー
VFXディレクタースコット・E・アンダーソン
出演ジュード・ロウ(スカイキャプテン(ジョー・サリバン))/グウィネス・パルトロー(ポリー・パーキンス)/アンジェリーナ・ジョリー(フランキー・クック)/ジョヴァンニ・リビシ(デックス)/マイケル・ガンボン(ペイリー編集長)/バイ・リン(謎の女)/オミッド・ジャリリ/ローレンス・オリヴィエ((記録映像))
あらすじ1939年のニューヨークに強大なロボットが侵入して来た。女性記者のポリ―はその様子をカメラに収め様としてとしてロボット群団の中に入り、危機一髪のところを元恋人のスカイキャプテンこと「ジョリー・サリバンに助けられる。事件の鍵を握るトーテンコフ博士の居場所を求めてポリ―と二人で世界中を飛ぶ。
感想映像効果なのか、グウィネス・バルトロウとジュード・ロウが凄く美しかった。アンジェリーナ・ジョリーの片目の指揮官も意外性があって良かったかな。最後のフィルムでスカイキャプテンを映したのは良いけれど「キャップが・・・・・」あのラストシーンは印象的。
日本初公開2004.11.27
観賞日2005.6.1
スティング(1973 米)ポスター
原題THE STING
監督ジョージ・ロイ・ヒル
製作トニー・ビル/マイケル・S・フィリップス/リチャード・D・ザナック/ジュリア・フィリップス
脚本デヴィッド・S・ウォード
撮影ロバート・サーティース
特殊効果アルバート・J・ホイットロック
音楽マーヴィン・ハムリッシュ
出演ロバート・レッドフォード/ポール・ニューマン/ロバート・ショウ/チャールズ・ダーニング/アイリーン・ブレナン/レイ・ウォルストン/サリー・カークランド/チャールズ・ディアコップ/ダナ・エルカー/ディミトラ・アーリス/ロバート・アール・ジョーンズ
あらすじ1936年のシカゴ、フッカー達三人組の詐欺師が騙し取った大金はニューヨークの大物ロネガンの手下が賭博の上がりを届ける為の大金だったから大変。仲間の一人は殺される。フッカーは死んだ仲間から聞いた伝説の賭博師のゴンドルフを尋ねる。ロネガンの名前を聞いたゴンドルフは俄然やる気を出して、ロネガンを陥れるための大掛かりな博打が始まる。

感想ポール・ニューマンは上品でカッコイイし、ロバートレッドフォードはまだ若くてヒヨッこといった感じ、詐欺の手口が超レベル高い!FBIは途中で本物では?と思ったりしたし、最高に面白かった。
日本初公開1974.6.
観賞日2004.2.28
ステップフォード・ワイフ(2004 米)ポスター
原題THE STEPFORD WIVES
監督フランク・オズ
製作ドナルド・デ・ライン/ガブリエル・グルンフェルド/スコット・ルーディン/エドガー・J・シェリック
製作総指揮ロナルド・M・ボズマン/ケリー・セリグ
原作アイラ・レヴィン(『ステップフォードの妻たち』(ハヤカワ文庫刊))
脚本ポール・ラドニック
撮影ロブ・ハーン
衣装アン・ロス
音楽デヴィッド・アーノルド
出演ニコール・キッドマン(ジョアンナ・エバハート)/マシュー・ブロデリック(ウォルター・クレズビー)/ベット・ミドラー(ボビー・マコーウィッツ)/グレン・クローズ(クレア・ウェリントン)/クリストファー・ウォーケン(マイク・ウェリントン)/ フェイス・ヒル(サラ・サンダーソン)/ロジャー・バートン(ロジャー・パニスター)/マット・マロイ/ジョン・ロヴィッツ/デヴィッド・マーシャル・グラント/ロリ・バグリー/ロバート・スタントン/マイク・ホワイト/アンドレア・アンダース
あらすじニューヨークで敏腕プロデューサーとして活躍しているジョアンナは番組の失敗から突然解雇され、精神的に参ってしまい、心配した夫のウォルターは転地療養を兼ねてステップフォードに引っ越すことにした。ステップフォードは町並みも緑も素晴らしく、住人も皆親切で上品に見えた。しかしいつもニコニコと家事に勤しむ彼女達に何か不自然なものを感じて始めた・・・・
感想面白かった!ニコール・キッドマン綺麗だし素敵!ラストの展開はビックリ仰天してしまった。
日本初公開2005.2.5
観賞日2005.7.12
砂と霧の家(2003 米)ポスター
原題HOUSE OF SAND AND FOG
監督ヴァディム・パールマン
製作マイケル・ロンドン/ヴァディム・パールマン
製作総指揮ニーナ・R・サドウスキー/スチュワート・ティル
脚本ヴァディム・パールマン/ショーン・ローレンス・オットー
撮影ロジャー・ディーキンス
編集リサ・ゼノ・チャージン
音楽ジェームズ・ホーナー
出演ジェニファー・コネリー(キャシー)/ベン・キングズレー(ベラーニ)/ロン・エルダード(レスター)/ショーレ・アグダシュルー(ナディ)/フランシス・フィッシャー/キム・ディケンズ
あらすじ父親の残した海辺の美しい家に住むキャシーは夫に去られて傷心の毎日を送っていた。有る日突然に税金未納の為家を開け渡すように言われて家を出る事になった。それはすぐに行政の手違いだと分かったが、その時は既に家は売りに出されて、国を追われたイランの亡命家族が暮していた。
感想キャシーに同情した地元の警官が職権を使ってイラン家族を追い出しに掛かったから話しがややこしくなって、結局全員が不幸になってしまった。亡命家族の心情が切ないな・・・・あの警官が軽薄だと思いません?あんたが口出さなければこんな事にはならなかったのに・・・・って言ってやりたい。
日本初公開2004.11.6
観賞日2005.5.24
ターミナル(2004 米)ポスター
原題THE TERMINAL
監督スティーヴン・スピルバーグ
製作ローリー・マクドナルド/ウォルター・F・パークス/スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮ジェイソン・ホッフス/アンドリュー・ニコル/パトリシア・ウィッチャー
原案アンドリュー・ニコル/ サーシャ・ガヴァシ
脚本サーシャ・ガヴァシ/ジェフ・ナサンソン
撮影ヤヌス・カミンスキー
音楽ジョン・ウィリアムズ
出演トム・ハンクス(ビクター・ナボルスキー)/キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(アメリア・ウォーレン)/スタンリー・トゥッチ(フランク・ディクソン)/チー・マクブライド(ジョー・マルロイ)/ディエゴ・ルナ(エンリケ・クルズ)/バリー・シャバカ・ヘンリー(レイ)/ゾーイ・サルダナ(トーレス)/クマール・パラーナ(グプタ)/エディ・ジョーンズ/マイケル・ヌーリー/ジュード・チコレッラ/ギレルモ・ディアズ/ヴァレラ・ニコラエフ
あらすじスティーヴン・スピルバーグとトム・ハンクスが三たび顔を合わせたヒューマン・ドラマ。突然の祖国消滅により出入国を禁じられ空港内で生活する羽目になった男が、ある約束を果たす機会を待ちわびながら周囲の人々とほのぼのとした交流を深めていく姿をユーモアを織り交ぜ綴る。共演は「シカゴ」のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
 ニューヨーク、JFK国際空港。この日、ビクター・ナボルスキーは、はるばる東ヨーロッパのクラコウジアという小国からある大事な約束を果たすためにやって来た。だが、いざ入国しようとした矢先、彼の国でクーデターが発生し、事実上国家が消滅してしまう。これによってパスポートが無効となった彼は、アメリカへの入国を拒否される。しかも情勢が安定するまでは帰国することもできず、空港内に完全に足止めされてしまう。英語も分からず通貨も持っていない彼は、やむを得ずこのターミナルの中で寝起きしながら事態が改善するのを待つのだったが…。

感想空港の中って普段は通り過ぎるだけだから裏の部分が垣間見れた感じ。単純に面白かった。トム・ハンクス良かった!上手いな〜!
日本初公開2004.12.18
観賞日2005.5.10
旅路(1958 米)ポスター
原題Separate Tables
監督デルバート・マン
製作ハロルド・ヘクト
脚本テレンス・ラティガン/ジョン・ゲイ
撮影チャールズ・ラング・ジュニア
音楽デヴィッド・ラクシン
出演デヴィッド・ニーヴン(ポロック)/リタ・ヘイワース(アン・シャンクラン)/デボラ・カー(シビル・レイルトンベル)/バート・ランカスター(ジョン・マルコム)/ウェンディ・ヒラー(パット・クーパー)/キャスリーン・ネスビット(マシソン夫人)/フェリックス・エイルマー(ファウラー氏)/ロッド・テーラー(チャールズ)/オードリー・ダルトン(ジーン)
あらすじ英国の小さな海岸の町にひっそりと佇むボーリガード・ホテル。オールドミスの娘と泊まっている夫人は勝ち誇ったように新聞を皆に見せる。映画館で夫人の身体に触った事件で逮捕された元軍人の同宿者の事が載っている。夫人はそんな男をこのホテルから追い出そうと泊り客全員で話し合い多数決で出て行ってもらうことに決定したが、ポロック少佐は自分の秘密がばれた事を知ってホテルから出て行く事を決心した。又、思いがけず別れた妻が姿を見せ、ジョンは慌てる。店の女主人と結婚する約束をした後だったのだ。モデルで美しく高級品に包まれた彼女をジョンは忘れられなかった。酷い言葉を掛けられても又優しいそぶりを見せられるとつい尻尾を振ってしまう自分が嫌だった。しかし、出来るなら彼女と一緒にいたかった。その心のうちを見抜いたように元妻はジョンを手の平であしらう。ホテルの女主人はジョンにあなた達は腐れ縁、一緒にいても傷つけあい、離れると寂しくて生きていけない似たもの同士だという・・・
感想バートランカスターの元妻への未練たっぷりの素振りと子犬が飼い主に哀願するような眼差しが上手い
ホテルの女主人がアッパレと言いたい自立した女性だ。 原題の「Separate Tables」はピッタリの題名だと思う
日本初公開1959.3.
観賞日2011.12.16
ディープ・ブルー(2003イギリス/ドイツ)ポスター
原題DEEP BLUE
監督アラステア・フォザーギル/アンディ・バイヤット
製作総指揮アンドレ・シコエフ/ニコラウス・ヴァイル/ステファン・ベイトン
音楽ジョージ・フェントン
演奏ベルリン・フィルハーモニー
ナレーションマイケル・ガンボン
あらすじ自然・動物ドキュメンタリー製作において、長年に渡り世界的に高い評価を受けるイギリスBBCが、かつてないスケールのプロジェクトとして取り組んだ驚異の海洋ドキュメンタリー。撮影に4年半もの歳月を費やし、200ヶ所ものロケ地をめぐって撮り上げた合計7000時間に及ぶフィルムを基に、深海5000メートルの未知の世界から、お馴染みの生き物たちの知られざる生態まで、“海の神秘と美しさ”を余すところなくカメラに収めた感動作。日本でも2002年にNHKで全8回のミニ・シリーズとして放映され大反響を呼んだドキュメンタリー番組「海・青き大自然」で使われた素材から、スペクタクルなシーンを中心に厳選、劇場版として再構成。                

感想普段私達が海の中を垣間見れるのはせいぜい水深30m前後。それでも、未知の世界の感動を十分味わっているのに、このドキュメンタリーは、驚愕としか言い表せない海の生き物達の生態を捉えていた。特に、海岸で遊んでいる子アザラシをシャチが襲い、すぐには殺さないて何度も空に放り投げて弄ぶ。鯨の親子をシャチが襲って子供を親から切り離し襲い海が一面に子鯨の血で真っ赤に染まった。氷河の氷が解け始めると足場を失ったホッキョクグマが陸に上がれなくて泳いでいるが力尽きて沈んでしまった。皇帝ペンギンは海の中でも物凄いスピードで泳ぎ、そのままのスピードで放たれた槍のごとく次々に陸に飛び上がってヒョコヒョコ滑稽な格好で歩き始める。光の届かない真っ暗な深海でも、生き物達はそれぞれに妖しく光り輝き自己主張をしている。
私達人間は、今まで、まだ見ぬ宇宙にばかり気を取られて憧れて来たけれど、海の中には陸地よりも数倍の生き物が生息していて、まだまだ解明されていない部分が沢山ある事を心に留めて置かなければならないのでしょう・・・・
いやーーー!凄かったよ!
日本初公開2004.7.17
観賞日2005.10.23
テキサスの五人の仲間(1966 米)ポスター
原題A Big Hand For The Little Lady
監督フィルダー・クック
製作フィルダー・クック
脚本シドニー・キャロル
撮影リー・ガームス
音楽デビッド・ラクシン
出演ヘンリー・フォンダ(メレディス)/ジョアン・ウッドワード(メアリー)/ポール・フォード(バリンジャー)/ジェイソン・ロバーズ(ヘンリー)/ケヴィン・マッカーシー(オットー)
あらすじ旅の途中で立ち寄った町で偶然ポーカーの大勝負が行われていると知ったメレディスは、途端に馬車の修理を妻に任せて自分は店に残ると言い出した。妻は絶対見るだけだと念を押して息子をお目付け役に置いて馬車の修理に出かけるが、戻ってみると全財産擦ってしまい、メレディスは心臓発作で倒れてしまう。夫の代わりに妻が勝負の続きを引き受けることになるが掛け金が足りず、土壇場に追い込まれてしまった妻の取った手段は・・・・・
感想最後にやられたーーと思った。それまで感動していたから・・・・

日本初公開1966.10.
観賞日2011.9.27
ドクトル・ジバゴ(2002ドイツ/イギリス/米)ポスター
原題DOCTOR ZHIVAGO
監督ジャコモ・カンピオッティ
製作アン・ピヴチェヴィク/ヒュー・ウォーレン
製作総指揮ジョヴァンナ・アラタ/レベッカ・イートン/アンディ・ハリース
原作ボリス・パステルナーク
脚本アンドリュー・デイヴィス
撮影ブラスコ・ジュラート
音楽ルドヴィコ・エイナウディ
出演ハンス・マシソン/キーラ・ナイトレイ/サム・ニール/アレクサンドラ・マリア・ラーラ/クリス・マーシャル/ダニエレ・リオッティ/ビル・パターソン/セリア・イムリー/アンヌ=マリー・ダフ/ヒュー・ボネヴィル/マリアム・ダボ
あらすじ帝政ロシア時代。父親が事業に失敗して孤児になったユーリーは親戚に引き取られその家で成長する。女の子しかいなかったその家では大切にされ、医者になった。一方母親のもとに通って来る中年の弁護士に目を付けられたラーラ。
新しい服をを買ってもらい贅沢な店,高級料理に良い気持ちになっている娘を、母親は知っていながら口に出して言えないで自殺を図る。その時、命を助けたのがジバゴだった。二人の出会いは帝政ロシアの崩壊と共に不思議な運命をたどっていく。
感想ドクトル・ジバゴって名前は有名だけど、結局何が有名だったの?映画の中のジバゴは特に立派なおこないをしたとも思えないのだけれど・・・ジバゴの子供時代を演じた小さな男のこが可愛いんだ〜!泣けちゃう!
日本初公開TV
観賞日2005.7.30
トスカーナの休日(2003 米/イタリア)ポスター
原題UNDER THE TUSCAN SUN
監督オードリー・ウェルズ
製作トム・スターンバーグ/オードリー・ウェルズ
製作総指揮ラウラ・ファットーリ/マーク・ギル/サンディ・クルーフ
原作フランシス・メイズ(『イタリア・トスカーナの休日』(早川書房刊))
原案オードリー・ウェルズ
脚本オードリー・ウェルズ
撮影ジェフリー・シンプソン
音楽クリストフ・ベック
出演ダイアン・レイン(フランシス)/サンドラ・オー(パティ)/リンゼイ・ダンカン(キャサリン)/ラウル・ボヴァ(マルチェロ)/ヴィンセント・リオッタ(マルティニ)/マリオ・モニチェリ/アニタ・ザガリア
あらすじ予期せぬ離婚で深く傷ついた女性が新天地で身も心も癒やされていくコメディ・ドラマ。世界的ベストセラー『イタリア・トスカーナの休日』を映画化。旅先のトスカーナに魅了された女流作家の心の再生を豊かな情景と共に描く。監督は「写真家の女たち」のオードリー・ウェルズ。主演は「運命の女」のダイアン・レイン。
 サンフランシスコの女性作家フランシス。夫と幸せに暮らしていたはずが、ある日突然夫の浮気が発覚、離婚へと至ってしまう。ショックを引きずる彼女に、友だちはイタリア・トスカーナ地方への旅行を勧める。こうしてひとときの休息のつもりで現地へとやって来たフランシスだったが、間もなくトスカーナのゆったりとした雰囲気に惹き込まれていく。そして、彼女はその道中で見つけたある一軒家に運命の出会いを感じ、衝動買いしてしまうのだった。彼女は、地元の人たちの助けも借りながら、その倒壊しそうなほど古い家屋の修復に夢中になっていく…。

感想この映画は予告を見てずっと見たいと思っていたけど、DVDしかレンタルを置いてなくて、まだDVDを持ってないNonkyは指をくわえて恨めしい思いをしていたのですが、やっとネットオークションで格安DVDをゲット1番先に借りたのがこの映画です。イタリアの陽気な人々、明るい日差しに包まれて、離婚のショックも何時しか薄れ、自分の家族、幸せを見つけ出した主人公の勇気ある衝動買いと前向きな生き方に羨望の眼差しを持って拍手を送りたいと思います。結婚だけが幸せへの道じゃないのよ!勿論愛する人がいたら結婚すべきとは思いますけど・・・・
日本初公開2004.6.12
観賞日2005.4.13
ナショナル・トレジャー(2004 米)ポスター
原題NATIONAL TREASURE
監督ジョン・タートルトーブ
製作ジェリー・ブラッカイマー/ジョン・タートルトーブ
製作総指揮オーレン・アヴィヴ/チャド・オマン/チャールズ・シーガース/クリスティーナ・スタインバーグ/マイク・ステンソン/バリー・H・ウォルドマン
原案ジム・カウフ/オーレン・アヴィヴ/チャールズ・シーガース
脚本コーマック・ウィバーリー/マリアンヌ・ウィバーリー/ジム・カウフ
撮影キャレブ・デシャネル
プロダクション
デザイナー
ノリス・スペンサー
衣装デザインジュディアナ・マコフスキー
編集ウィリアム・ゴールデンバーグ
音楽ウィリアム・ゴールデンバーグ
出演ニコラス・ケイジ(ベン・ゲイツ)/ハーヴェイ・カイテル(セダスキー)/ジョン・ヴォイト(パトリック・ヘンリー・ゲイツ)/ダイアン・クルーガー(アビゲイル・チェイス博士)/ショーン・ビーン(イアン・ハウ)/ジャスティン・バーサ(ライリー・プール)/クリストファー・プラマー(ジョン・アダムス・ゲイツ)/オレッグ・タクタロフ/デヴィッド・ダヤン・フィッシャー
あらすじ歴史の各場面で集められた財宝が一箇所に集められている。この財宝の在り処を求めて代々世間から冷たい目で見られ続けてきたゲイツ一族のベンは、財宝を狙う一味と戦いながら、相棒の天才ハッカー、ライリーと一緒に謎を解き財宝の在り処を突き止める。
感想アメリカの独立宣言書の裏に地図が書いてあり、ドル紙幣の図柄にもヒントが刷り込まれていると言う、興味深いストーリーで、少しずつ財宝に近づく過程が面白かった。財宝が表れた場面は凄かった。何せ歴史上各場面で集められた財宝の山なんだから。ニコラス・ケイジの走り方が重かったと感じたのは私だけ?
日本初公開2005.3.19
観賞日2005.9.29
ニューオーリンズ・トライアル(2003 米)ポスター
原題Runaway Jury
監督ゲーリー・フレダー
製作ゲーリー・フレダー/クリストファー・マンキーウィッツ/アーノン・ミルチャンアーノン・ミルチャン
脚本ブライアン・コッペルマン/デヴィッド・レヴィーン/マシュー・チャップマン/リック・クリーヴランド
撮影ロバート・エルスウィット
音楽クリストファー・ヤング
出演ジョン・キューザック(ニック・イースター)/ジーン・ハックマン(ランキン・フィッチ)/ダスティン・ホフマン(ローア)/レイチェル・ワイズ(マーリー)/ブルース・デーヴィソン(ダーウッド・ケーブル)/ブルース・マクギル(ハーキン判事)/ジェレミー・ピヴェン(ローレンス・グリーン)/ジェニファー・ビールス
あらすじ弁護士出身という経歴を活かした題材選びが的確で、「評決のとき」「ペリカン文書」などが次々に映画化されてヒットしたJグリシャム。本作では米国式裁判(特に刑事裁判)における陪審員制度の現状を取り上げ、現在の米国の司法制度の矛盾に迫った。
ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が起き、犯人は最後に自害を遂げるが、事件で夫を失った女性は地元のベテラン弁護士ローアを雇い、犯人が犯行に使用した銃の製造メーカー、ヴィックスバーグ社を相手に民事訴訟を起こす。2年後、裁判が始まるが、銃製造会社はは有能な陪審コンサルタント、フィッチを雇い、自社に有利な陪審員団を結成させようとする。陪審員に選ばれた人の中に、若い男ニックがいた。彼はなにやら裏でこそこそと陪審員たちと裁判官の両方に働きかける。ニックの狙いは?そして裁判の行方は?

ニックには女性の相棒がいた。彼女の方が陪審員の票を売る駆け引きを原告側と被告側に持ちかけ、どちらか1000万ドル出した方に陪審員の票を売ると約束。ニックが巧に陪審員の昼食を遅らせ、裁判長に昼食をレストランでおごらせ、陪審員達の信用を勝ち取り、一人一人の心の中に入っていき票固めを画策する。フィッチには銃器メーカーのバックが付いている。原告側は陪審員の良心に訴えるしかなかったがフィッチは陪審員の過去を調べ弱みに付け込んで脅す。一人一人と原告側の証人が寝返り、ローア弁護士はフィッチに勝てる自身が無くなり、ニックから陪審員の票を買い取る約束をした。しかし、ローアにはそれが出来なかった。フィッチの傲慢なやり方に反発を覚え、裁判のあるべき姿を再認識しようとした。ローアが下りたのでフィッチに票を売ると持ちかけた。一方、フィッチは手下にニックと 相棒のマーリーの実家を尋ねさせた。マーリーの妹は学校銃乱射事件の被害者で、町が銃製造会社を訴えた裁判でフィッチに煮え湯を飲まされた経緯がわかった。しかし、お金はフィッチからニックの口座に振り込まれた後だった。ニックとマーリーの標的はフィッチだったのだ。フィッチの裁判には必ず陪審員として名前が上げられていた。最終弁論が終わり評決の時別室で陪審員達を巧に操るニック。そして裁判は原告側に勝利の判決を下した。マーリーの妹が殺された時側にいたニックは怖くて助けられなくてそれをずっと罪としてマーリーに加担して来たのだった。

感想裁判ものは重いけど陪審員を操るニックとフィッチとマーリーとそんな駆け引きが目を離せないくらい面白かった。日本も陪審員制度を取り入れるらしいけどどうなるのかしら。私だったらそんなに軽軽に人を裁くなんて恐くて絶対出来ない。
日本初公開
観賞日2005.7.3
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004 米)ポスター
原題BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON
監督ビーバン・キドロン
製作ティム・ビーヴァン/ジョナサン・カヴェンディッシュ/エリック・フェルナー
製作総指揮ライザ・チェイシン/デブラ・ヘイワード
原作ヘレンフィールディング
脚本ヘレン・フィールディング/アンドリュー・デイヴィス/リチャード・カーティス/アダム・ブルックス
撮影エイドリアン・ビドル
プロダクション
デザイナー
ジェマ・ジャクソン
衣装ジャニー・ティマイム
編集グレッグ・ヘイデン
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演レニー・ゼルウィガー(ブリジット・ジョーンズ)/ヒュー・グラント(ダニエル・クリーバー)/コリン・ファース(マーク・ダーシー)/ジム・ブロードベント(ブリジットの父親)/ジェマ・ジョーンズ(ブリジットの母親)/ジャシンダ・バレット(レベッカ)/サリー・フィリップス(シャザー)/シャーリー・ヘンダーソン(ジュード)/ジェームズ・キャリス(トム)/ジェシカ・スティーヴンソン(ロビン)/ニール・ピアソン(リチャード・フィンチ)
あらすじ肥っていてt冴えない独身女性ブリジット・ジョーンズの続編。前作で目出度く弁護士の恋人が出来て、交際を始め、ルンルンの毎日だったが、弁護士の彼のアシスタントは美人のスタイル抜群の若い女性なもので、気になって仕方がない。彼の家に行くと若い彼女が出てきたりするのでてっきり浮気しているものと思ってしまって、弁護士の彼と喧嘩になってしまった。そんな時、テレビで人気者になっている尺にさわるダニエルとの仕事が入ってきて二人で同じホテルに泊まるはめになって・・・・
感想前作よりも更に肥満がパワーアップして、仕事とは言えあの体重を元に戻すのは大変だったろうなとまず思った。前作より面白かったし、ダニエル役のヒュー・グラントの軽薄さが全面に出てはまり役だなと思った。ブリジットの周りにいつもたむろしていた4〜5人の友達はなあに?全員キモイんだけど!
日本初公開2005.3.19
観賞日2005.8.12
穴/HOLES(2003 米)ポスター
原題Holes
監督アンドリュー・デーヴィス
製作テレサ・タッカー=デーヴィス/ローウェル・D・ブランク/マイク・メダヴォイ
脚本ルイス・サッカー
撮影スティーヴン・セント・ジョン
音楽ジョエル・マクニーリー
出演シガニー・ウィーヴァー(女所長)/ジョン・ヴォイト(ミスター・サー)/シア・ラブーフ(スタンリー)/ティム・ブレイク・ネルソン(ドクター・ペンダンスキー)/パトリシア・アークエット(ケイト・バーロウ)/クレオ・トーマス(ヘクター・ゼローニ(ゼロ))
あらすじ 無実の罪で、不良少年更正施設に送られて、毎日炎天下でひたすら穴を掘らされるスタンリー少年。豚を盗んだ先祖の呪いが末代まで祟って何をやっても裏目に出る宿命を背負っていた。果して呪いは解けるのか・・・スタンリー少年の運命は開けるのか・・・・
感想西部開拓時代の純愛と、先祖の呪い・・・・面白いストーリーだった。施設の女所長のシガニー・ウイーヴァーとジョン・ヴォイトが滑稽なんだよね、面白かった!
日本初公開劇場未公開
観賞日2005.6.4
ボーン・スプレマシー(2004 米)ポスター
原題THE BOURNE SUPREMACY
監督ポール・グリーングラス
製作パトリック・クローリー/フランク・マーシャル/ポール・L・サンドバーグ
製作総指揮マット・ジャクソン/ダグ・リーマン/ヘンリー・モリソン/ティエリー・ポトク/ジェフリー・M・ワイナー
原作ロバート・ラドラム
脚本トニー・ギルロイ/ブライアン・ヘルゲランド
撮影オリヴァー・ウッド
音楽ジョン・パウエル
出演マット・デイモン(ジェイソン・ボーン)/フランカ・ポテンテ(マリー)/ジョーン・アレン(パメラ・ランディ)/ブライアン・コックス(アボット)/ジュリア・スタイルズ(ニッキー)/カール・アーバン(キリル)/ガブリエル・マン/マートン・ソーカス/トム・ギャロップ/ジョン・ベッドフォード・ロイド/カレル・ローデン/クリス・クーパー( (クレジットなし))/ミシェル・モナハン
あらすじひとめを偲んで愛する女性と二人で暮しているインドまでボーンの命を狙う男が現われ逃げる途中彼女が撃たれて死んでしまう。一方CIA内部で起きた公金横領事件を調べていた女性諜報員は事件現場に残された指紋から犯人はボーンと断定し捜査を開始する・・・・・前作「ボーン・アイデンティティ」の続編だが前作より全然面白かった。
感想マット・デイモンカッコイイね!決してミスを犯さない、彼に指示を与えるものは彼自身、最後に自分の本名と出身地が分かるんだけど、又続編を期待出来そう!
日本初公開2005.2.11
観賞日2005.7.3
ホワイト・ライズ(2004 米)ポスター
原題WICKER PARK
監督ポール・マクギガン
製作アンドレ・ラマル/ゲイリー・ルチェッシ/トム・ローゼンバーグ/マーカス・ヴィシディ
製作総指揮ヘンリー・ウィンタースターン
脚本ブランドン・ボイス
オリジナル脚本ジル・ミモーニ
撮影ピーター・ソーヴァ
音楽クリフ・マルティネス
出演ジョシュ・ハートネット(マシュー)/ローズ・バーン(アレックス)/マシュー・リラード(ルーク)/ダイアン・クルーガー(リサ)/ジェシカ・パレ(レベッカ)/ヴラスタ・ヴラナ
あらすじ広告代理店のエリーとマシューは結婚を控え全て順調に見えた。中国出張の前日、2年前に突然自分の前から消えた恋人を見かけ、彼女の後を追い求めやっとアパートをつきとめたがそこには彼女と同じ名前のリサと言う女性がいた。引き止める彼女と一夜を共にしたマシューだったが・・・・
感想運命の悪戯かアレックスも悪い女では無いのに!。彼女が黙って自分の前から去って2年も経っているのに執拗に昔の彼女を追い続けるマシューの根気に脱帽と言うか、しつこい。それだけ愛してたって事?美しいってほんとに罪だよね!
日本初公開2004.12.11
観賞日2005.7.29
モーターサイクル・ダイアリーズ(2003 米/イギリス)ポスター
原題THE MOTORCYCLE DIARIES
監督ウォルター・サレス
製作マイケル・ノジック/エドガード・テネンバウム/カレン・テンコフ
製作総指揮ロバート・レッドフォード/ポール・ウェブスター/レベッカ・イェルダム
原作エルネスト・チェ・ゲバラ(『モーターサイクル南米旅行日記』(現代企画室刊))/アルベルト・グラナード
脚本ホセ・リベーラ
撮影エリック・ゴーティエ
美術カルロス・コンティ
音楽グスターボ・サンタオラヤ
出演ガエル・ガルシア・ベルナル(エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ)/ロドリゴ・デ・ラ・セルナ(アルベルト・グラナード)/ミア・マエストロ(チチーナ)/メルセデス・モラーン(セリア・デ・ラ・セルナ(エルネストの母))/ジャン・ピエール・ノエル(エルネスト・ゲバラ・リンチ(エルネストの父))
あらすじ革命家で知られるチェ・ゲバラ が医学生の時に親友と二人でバイクで南米大陸を旅した時の日記。旅の途中、色んな人達との出会いによって、自分はどう生きるべきかを考え始める。
感想キューバに旅した時チェ・ゲバラは今でも人々の心の中に英雄として生きて居ることを感じた。土産物屋ではブロマイドやTシャツになっているし、革命記念館では彼のビデオが流されていた。ホントにハンサムなんだよね〜!チェ・ゲバラの生立ちには興味が有ったのでこの映画がDVDになった時は1番に借りました。真面目で真っ直ぐな青年だったことが分かります。
日本初公開2004.10.9
観賞日2005.6.14
ルビー&カンタン(2003 フランス)ポスター
原題Tais-toi
監督フランシス・ヴェベール
製作総指揮ジェラール・ゴーティエ
製作サイード・ベン・サイード
脚本フランシス・ヴェベール
撮影ルチアーノ・トヴォリ
音楽マルコ・プリンス
出演ジャン・レノ(ルビー)/ジェラール・ドバルデュー(カンタン)/リシャール・ベリ(ヴェルネ警視)/アンドレ・デュソリエ(精神科医)/レオノール・ヴァレラ(カティア)/ジャン=ピエール・マロ(ヴォジェル)
あらすじ銀行強盗に失敗して務所に入ったカンタンはもち前のおしゃべりで同室になった囚人を次々に参らせていた。丁度その頃、恋人をボスに殺されてし返しにボスの金を盗んでつかまったルビーが務所に入って来たが警察はルビーから組の情報を得ようとするが頑なに口を閉ざしているルビーに、お手上げだった。カンタンのおしゃべりと同室にすれば口を割るのではないかと苦肉の策でカンタンとルビーを同室にした。一方的にしゃべるカンタンにルビーは返事もしないがカンタンは自分の話に聞き入っていると勘違いしてルビーを親友と思い込んだから面白くなってくる。
感想いやーー!面白かった。ドタバタなんだけど、不思議にお洒落なんだよね!カンタン役のジェラール・ドバルデューが可愛いよ!
日本初公開
観賞日2005.4.18

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