穴窯体験(3)

2007.09.16

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穴窯体験も今年で3年目となりました。今年は個人的な諸事情により、
泊り込みでの窯炊きの参加は見送る事にしました。
穴窯に入れる作品は、緋襷の花器と重ね焼きの皿です。
緋襷の藁の巻き方によってどんな模様が現れるか、
又、重ね焼きの皿の足の部分が、どのような模様になって残っているのか、
不安と期待で一杯です。窯入れの日に現地に行って花器に藁を巻き、
重ね焼きの皿の位置を確認して、後は天に任せて帰ってきました。
さて、どんな作品に仕上がるのでしょうか・・・・・
 

 



三枚重ね脚付き皿

タタラの板を型に被せて、
縁を切り取り足を三本つけました

 
 

素焼きで多少の歪みがでました。
三枚重ねで上の皿の足の部分が
丸く模様となって残る計算なのですが

一番上の皿に乗っているぼた餅を足の下にかませる予定です。
一番上の皿は何もしないで、炎の足跡のみを期待しました。

完成作品   

一番上のさらには何も乗せませんでした。
足にかませたぼた餅の後が丸く残って面白い模様になりました。
焼成によって出た歪みが期待通りです。

緋襷剣山付き花器

剣山付きの花器

藁を巻いてみたのですが、何かで抑えないと
外れてしまうので、苦心の結果こうしてみましたが
どうなります事やら・・・・

完成作品

藁を止めるのに苦労したのに、緋襷は付いていませんね!
失敗かな!
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