浅草岳

(1585m)







 
2015.10.26
  

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去年の丁度この季節、浅草岳登山にチャレンジし、駐車場を後にして歩き始めて直ぐに雨が降って来たので雨具を出し、
兎に角登山口まで行ったのですが、雨は本格的になり、やむなく断念しました。
それで、今日、浅草岳に再チェレンジ。早朝我が家を出発した時は、星空が広がっていて、
今年こそ快適な浅草岳登山が出来る予感で一杯だったのですが、ここ東北はお天気がイマイチ・・・・
 
 


浅草岳登山案内図

予定としては、現在地→ネズモチ平登山口→前岳→浅草岳→前岳→嘉平与ボッチ→桜ゾネ登山口→ネズモチ平登山口

下山は別ルートの予定です。
 
 
 
 
 


ネズモチ平駐車場
8:00

広い駐車場には車が三台だけです。
登山届けを出して出発ですが、空には怪しい雲が・・・
 
 
 
 
 


ネズモチ平登山口

10分くらい歩くと登山口です。
ここから、右に行くルートも有ります。

木々はすっかり葉っぱを落として、
落ち葉の下はぬかるんでいて、歩きにくいです。
 
 
 
 
 

赤い実が一段と鮮やかに見えます。


細いロープは付いていますが、結構急なのぼりです。

後ろを振り返ると今にも降りそうな黒雲が・・・

二人連れの登山者が下りて来ました。
雪が舞って来たので諦めて引き返したそうです。
えーーッ!そんな〜!
 
 
 
 
 

さあ、どうしよう
行く手はガスで何も見えません。

その上登山道はますますぬかるんでいて、歩きにくいです。

後10分だけ上って様子を見よう・・・
と、歩き出すと、道には雪が積もっています。

うっそーー!
 
 
 
 
 

上るに連れて雪の量が多くなります。
ここでまた、引返そうか??

あと10分上ってみよう。

木の枝には霧氷で出来た海老のシッポが・・・
 
 
 
 
 


ここにも・・・

前岳の分岐点まで登ってきました。
時々空に薄日が差して来るので、晴れそうな予感もして
引き返せません。
 
 
 
 
 

頂上まで後20分位だから行っちゃえ・・・・

草紅葉がライオンの毛並みのように風に揺れて綺麗だ〜!
 
 
 
 
 

微かに浅草岳の頂上が見えてきました。
 
 
 
 
 

浅草岳

霧が晴れて頂上が見えました。


えッ?桜?いえいえ霧氷です。なんて綺麗なんでしょう・・・
 
 
 
 
 

霧氷

不思議だ・・・


木道には雪が積もってるので
滑らない様に気をつけて歩きます。
 
 
 
 
 

霧氷
 
 
 
 
 

霧氷

田子倉湖

霧の隙間から眼下に田子倉湖が見えました。
 
 
 
 
 

浅草岳頂上(1585m)
11:35

ガスで何も見えません。寒いし・・・・

下の方から上ってくる人の声がして、5人の男女がやってきました。
田子倉湖登山口から登ってきたようです。
 
 
 
 
 


寒いし何も見えないので、早々に下山しました。
振り返ると、5人はまだ頂上に居ます。
 
 
 
 
 

前岳の分岐で鳩が歩いていました。

近寄っても逃げる気配がありません。
足に伝書鳩の輪が付いています。
疲れちゃったのかな?
 
 
 
 
 

分岐からは、左の別ルートを下ります。
このルートはずっと木道が付いていて、雪も無いし、歩きやすいです。
 
 
 
 
 

風の当たらない場所にベンチが有ったので、そこでカップ麺を作りおにぎりを食べました。
前が開けていて見晴らしがよく、遠くには尾瀬の「燧ケ岳」も見えます。
 
 
 
 
 

嘉平与ボッチ

空が晴れてきました。
この先に見えるのが、「嘉平与ボッチ」です。
 
 
 
 
 

嘉平与ボッチ

嘉平与ボッチから振り返ると、すっかり晴れてきました。

なんだか悔しいな〜!
 
 
 
 
 

木々の隙間から見える山は守門岳?

朝、出発した駐車場にマイカーが一台だけ見えます。
他の車は帰ったんだ・・・
(実際は米粒ほどにしか見えませんが・・・)
 
 
 
 
 


オヤ?これは何?

浅草の鐘



側には祠も有ります。

頂上の方もすっかり快晴になっています。
 
 
 
 
 

ナナカマド
 
 
 
 
 

雲ひとつ無い青空になってしまいました。
今朝の、あの霧氷は夢だったのかも・・・・
 
 
 
 
 

桜ゾネ登山口
14:18

ここからネズモチ平登山口まで30分歩きます。
 
 
 
 
 



歩きやすい道です。
 
 
 
 
 

道の脇には秋の花が・・・・
 
 
 
 
 

アザミ

ツルリンドウの実
 
 
 
 
 

ツルリンドウの実

紅葉
 
 
 
 
 

紅葉
今回の浅草岳登山、上り道はぬかるんでいて、落ち葉の下はべちゃべちゃなので気を使いながら上り、
頂上近くなると、霧氷の花が咲き、雪が積もっていたのは驚きでした。
ダウンジャケットを着ていたので、その点は正解だったと思います。

そして、私達の下山を待っていたかのように、雲はなくなり、信じられないような快晴。
全くぅ・・・・でも、雨や雪に会わなくて良かったぁ・・・・
 
 
 
 
 

  
翌日 

湯之谷温泉で一泊して翌日、ホテルのフロントに有ったチラシで見つけた寺「雲洞庵」に行きました。
魚沼市には何度も訪れているのに知らなかった。

鬱蒼とした杉並木の奥の駐車場には観光バスが3台も停まっていて、へーー!有名なんだ・・・・・と思った位です。
 
 
 
 
 

雲洞庵 赤門

昔より、皇室関係者や大名の来山以外は、年に一度の大般若会のときだけにしか開門されず、
「開かずの門」と言われていました。
 
 
 
 
 


入り口の両脇に大きなわらじが見えます。

ああ・・・願い事の絵馬やおみくじを
わらじに付けているんだ。
 
 
 
 
 

赤門から本堂に続く参堂の石畳

この石畳の下には、一石一字ずつ法華経が認められて埋められており、

この石畳を踏みしめてお参りすると、

罪業消滅・万福多幸のご利益に預かると信仰されています。
 
 
 
 
 

私も、しっかりと踏みしめて、

罪業消滅・・・・

万福多幸・・・・

仏舎塔

三重塔、五重塔と同じ物で、四角の箱の角を頂点に、
下側をスパッと切り取った形になった、
禅をイメージした近代的な建物です。
内部には、釈迦牟尼仏の仏舎利が安置されています。
(中を見なかった)
 
 
 
 
 

鐘楼

鐘楼説明
 
 
 
 
 

本堂

本堂

間口14間、奥行き10間半の本堂は

寺院建築の最も優れたものとされ、新潟県の文化財にも指定されています。
 
 
 
 
 


大香炉

他人の付けたろうそくの火から

線香の火を付けちゃダメって知ってた?
他人の業まで貰う事になるからって・・・・知らなかった・・・
 
 
 
 
 

入館料300円

まず、入り口の「長生きの水」を頂いて
矢印に沿って参拝します。

長生きの水

1500年も前から多数の人々を救ってきたと言われる水です。

一口頂いて見ます・・・まろやか・・・
 
 
 
 
 

大方丈

大方丈説明
 
 
 
 
 

姥子様

虫歯にご利益があり、姥子様の口にきな粉を塗っていましたが
口の回りを虫が食い荒らすので、今はきな粉は禁止です。
 
 
 
 
 

本道から見た外

内陣
 
 
 
 
 

内陣

本尊釈迦牟尼仏

開山堂

歴代の和尚の位牌を安置しています。
 
 
 
 
 

本堂脇の大池

座禅堂説明

厳しい・・・・
 
 
 
 
 

座禅堂

座禅堂内部
 
 
 
 
 

千手観音
 
 
 
 
 

千手観音説明

大慈閣

千手観音にまつわる、言い伝え
 
 
 
 
 

客殿から外を見ると・・・・

客殿
 
 
 
 
 

鐘楼堂
 
 
 
 
 

庭から見た客殿

トイレの明王
 
 
あらーー!そうなんだ・・・
 
 
 

境内の紫式部

かなりな大木です。
 
 
 
 
 
こんな立派な寺院が魚沼に有ったなんて全然知りませんでした。
来て良かった。

─ 完 ─
 
 

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