5日目(9/14) Hluboka Nad Vltavou (フルボカーナドヴルタヴォウ) Cesky Krumlov (チェスキー・クルムロフ) |
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車窓より 9:32 プラハに別れを告げた私達のバスは、ひたすら次の目的地 フルボカーナドヴルタヴォウへ向かって走ります。 |
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車窓より フルボカーナドヴルタヴォウが近づくと天気が良くなってきました。 とうもろこし畑が続きます。日本の田園風景と変らない景色です。 |
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フルボカーナドヴルタヴォウ 11:15 この辺はお城があちこちに点在してるんですね!凄い! この地図で見るとフルボカー城は左上の白いお城です。 この後行くチェスキークロムロフはフルボカー城の下方に有ります。 |
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駐車場から道路を渡り、 突き当たった道を右に折れて更に坂道を行くと 左上に綺麗な建物が見えました。 |
今日のランチはこの中のレストランのようです。 お城みたいですよね! |
![]() あ!でも、入り口に小さくホテルのプレートを見つけました。 Stekl Hotelって言うんですね! |
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![]() Stekl Hotel 素敵ですよね! レストランの入り口は右の方です。 |
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![]() 中世の衣装を着た人々が レストランのテラスで食事をしていますが 乳母車の赤ちゃんも一緒なんですよ・・・ 何なんでしょう?? |
Restaurant Stekl 落ち着いた雰囲気です。 |
ジュース |
Medalions of pork with string beans, bacon and potatoes このポークとっても美味しかったです。 |
食後、レストランからフルボカー城までは歩いて数分です。 目の前に、あっ!と驚くほど美しいお城が建っていました。 |
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![]() フルボカー城 チェスキー・クルムロフからフルボカー城に居を移したシュヴァンツェンベルクと王女エレオノーレが ウィンザー城をモデルに、ウィーンの建築家フランツビールの計画に沿って作ったそうです。 |
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城内に入ります。 |
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城内 これから先は撮影禁止です。 19世紀、エレオノーラ王妃は、 この城を現在のネオゴシック様式に改築し、内装のモチーフや壁の羽目板などを監修しました。 |
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![]() ![]() フルボカー城全景 13世紀半ば、チェコ王ヴァーツラフ一世によって創建され、 第二次世界大戦前に、この城はシュヴァルツェンベルク家から政府に引き継がれました。 それまで、なんと、所有者が26回も転変したのです。 城の周りのお庭も綺麗に整備されて綺麗です〜! 周りを森に囲まれているので、一段と美しさが映えますね。 この写真はフルボカー城のHPから拝借しました。 お城の前に立っても全体の姿はまったく分かりませんでしたが、こうして全体を見るとほんとに素晴らしい。 お城の周りをぐるっと道が付いていて、歩いて回れるみたいです。 |
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教会 14:20 珍しい様子の教会が街の中央に有りました。 街は、のんびりとした、静かな田舎町と言った感じでした。 ゆっくり町を歩いてみたかったです。 これから、バスで次の目的地で今夜の宿泊予定のチェスキー・クルムロフに向かいます。 |
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チェスキークロムロフ |
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チェスキー・クルムロフ 3:15 フルボカーナドヴルタヴォウから約30キロ、 バスで45分位で世界遺産の町チェスキークルムロフに着きました。。 おとぎの国に迷い込んだようです。 |
Hotel Bellevue 今夜はこのホテルに泊まります。 ペンション風の小さなホテルです。 |
荷物を置いて、早速お城まで歩きます。 |
赤い城門(チェルヴェナー・ブラーナ)を入り 第一の中庭に入ります。 |
城内に入ると綺麗な塔が見えてきました。 |
近くで見るとピンク色で華やかです。 |
城内地図 チェスキークルムロフ城は、ボヘミア地方ではプラハ城の次に大きなお城です。 |
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ベルグフリード塔 外観の華やかな塔、クルムロフ城のシンボルです。 |
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第二の中庭から城内に入って行きます。 |
城内上部へと道は続きます。 かなり傾斜のきつい登り坂になっています。 |
城内は撮影禁止なので写真がありません。 |
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第二の中庭から見たベルグフリード塔 塔の表面はフレスコ画で鮮やかに彩られて居ます。 塔に登っている人が見えます。 |
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![]() チェスキークロムロフの市街 城内で唯一写真撮影が許されたのは、外に向かって開いた窓のような一角。 撮影の順番待ちをして写します。 高い塔は聖ヴィート教会 まるでファンタジーの世界です。 プラハの街が貴婦人だとしたら、チェスキークルムロフは小公女って感じでしょうか・・・・ 上手く説明できないけど、国王が支配した街と貴族の街の違い?? |
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街全体が1992年にユネスコの世界遺産に加えられました。 この街で生活をしている人は少なくて、 郊外(?)の住宅から通って来るのだそうです。 世界遺産の中での暮らしには不便な部分も多々有るのでしょうね! |
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お城から見える一番左方面 |
お城から見える一番右方面 |
お城から出て 入り口近くで、見下ろした池のそばに熊が居ました。 ここでは16世紀から熊が飼われていたらしいです。 お尻向けてますが、どうしてクマなんだろう? |
このお店、ネットで見て食べてみたいと思っていたのですが もう直ぐ夕食だし、我慢しよう・・・・ |
ヴルタヴァ川 お城は右上に有ります。 |
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筏下りみたいです。 |
こちらはラフティングです。 色んなアクティビティーがあるんですね。 |
この場所から、イタリアから伝わったスグラフィータ装飾と言う ベルグフリード塔のフレスコ画が良く見えます。 平面に絵を描いて凹凸があるように見せかけた一種の騙し絵です。 |
旧聖ヨシュタ教会の鐘楼 |
城主が代わる度に次々に増築して行った様子が 外から城を見ると良く分かります。 ヴルタヴァ川に掛かる橋を渡って・・・・ |
市街地に出ます。 プラハでは良いのが見つけられなかったので、 半分諦めかけていたけど 小さな店で、ネイル・ファイルをゲット! |
スヴォルノスティ広場 おとぎの国見たいですが、ほとんどがホテルやペンション、レストランです。 旧市街に住人は居なくて、殆どが、旧市街の外の住宅地から通って来るのだそうです。 夜は観光客だけになる町なのです。 広場の左端に市長舎が有り、中央には聖マリヤ柱が有ります。 |
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ここもホテルのレストランです。 |
路地の一角で見つけたATMです。 道端にポツンと有るこんな場所で 現金を引き出すのってちょっと心配ですけど・・・・ |
聖ヴィート教会 いつの間にかここまで来ていました。 素通りしただけでしたけど・・・ |
狭い通りの隙間からも城の塔が見えます |
地域博物館の庭の展望台から、絶景が見れると言う事で向かいます。 |
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![]() オォーーー! 地域博物館の庭と言うか広場が、高台のようになっていて、そこからの眺めがこれです。 ヴルタヴァ川を隔てて、城や、ベルグフリード塔、旧聖ヨシュタ教会の鐘楼も見えます・・・・ 撮影ポイントですね! 13世紀後半の建設より、幾多の繁栄と衰退を繰り返してきた城と街は、 世界中から訪れる私達に何を語りかけているのだろう・・・・ 何を感じて欲しいのだろう・・・・ 何を受け止めるべきだろう・・・・ |
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モ、チョット近づいて・・・・ |
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![]() チェスキー・クルムロフ地図 チェスキー・クルムロフは、チェコ・南ボヘミア州の小さな都市です。 クルムロフは「川の湾曲部の湿地帯」を意味しチェスキーは、チェコ語で「ボヘミアの」という意味だそうです。 地図で見ると位置関係が良く分かります。 ヴルタヴァ川のこんなに湾曲した土地に、良く町を作ったものですね〜! 狭い街だけど、通りは迷路のようになっていて、いつの間にか同じ通りを歩いていたりして、 もっとゆっくり小さな路地までも行って見たかったのですが、夕闇が迫ってきたし、 夕食後のミステリーツアーも有るのでホテルに戻る事にしました。 |
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![]() ![]() 小さいホテルだけど四つ星ホテルなんです |
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チョット狭いんですが一晩だから・・・・ |
窓から下を見ると・・・ ホテルの玄関前の通りです。 |
レストラン 夕食はホテル・ベルビューの地下のワインセラーです。 ご覧のように石造りのワインセラーの中がレストランになっています。 |
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ここが私達の席です。 素敵! 雰囲気ありますよね! |
洞窟のような壁にプレートが飾られて 灯りも間接的です。 |
![]() メニュー |
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Cream soup of smoked trout with mushroom dumplings and lemon oil |
Rabbit back in the Tyrolean bacon with dried tomatoes,fresh asparagus and mustard sauce |
Sweet and bitter leaves with fried diced Camembert and "Pistou" sauce |
Fallow-deer back,cottage vheese dumplings with bacon,saute of oyster mushrooms and cognac sause |
Pineapple Gazpacho, white chocolate fondant and orange granit ワインセラーでの食事と言うだけ有って、 料理の一品ごとに違ったワインが出てきます。 どれも美味しくて、特に白ワインが、この地方で一番のワインということでした。 何本か買った人も居ました。 美味しいワインで気分も最高に盛り上がり、 このまま”ナイト・ミステリーツアー”にイザッ! アレ?出席者は私を含めて6人だけ? 他の皆さんはお部屋でのんびりですか?私、こう言うの大好きなんですけど・・・・ |
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20:30 時代衣装に身を包み松明を持って 警護兼ガイドを務める、私達のガイドさん |
まず、昼間も行った地域博物館の庭の展望台に行きました。 ライトアップされた城とタワーが見えます。 辺りは真っ暗です・・・ |
突然スーーーッと黒い人影が通ったと思ったら キャーー!女の人の幽霊でした。 この幽霊は失恋のためにヴルタヴァ川に 飛び込んだ美女エルサの霊です。 |
細い通りから血まみれの人がヨロヨロと歩いて来ました。 これは、悲劇的な死を遂げた居酒屋の主人で 今でもこの幽霊は出るそうです。 |
カフェの看板 ユニークで可愛いですね |
突然二人の男が飛び出してきて走り去りました。 何の幽霊だろう・・・・ メイクが怖いんですよ! |
今度は何? |
松明に吹きかけると勢い良く燃え上がって・・・ |
ユニークな椅子 おもしろーーい! |
叫び声が聞こえたと思ったら誰かマントの男にやられてます。 |
次は中世の貴族のスタイルの男がなんか大声でしゃべってます。 |
私達のガイドさんに近寄ってきて、 ガイドさんがあっちだとか言って指差してます。 これは、ルドルフ二世の私生児だった、 気が狂ったドン・ユーリオの幽霊だそうです。 |
アッ!路地の奥から誰か逃げて来ました。 これが犯罪者です。 |
すると松明を持った男が追いかけてきます。 これが処刑人ですね。 |
とうとう捕まり、処刑が始まりました。 木の枠の中に首を挟んで締め付けられるんです。 |
チェスキー・クルムロフの旧市街は中世のままの姿で、 独特な雰囲気を持っています。 数百年の歴史を持つ家々は過去の様々な出来事と 神秘的な話を今日まで秘めています。 蛇行し入り組んだ細道を歩いていると、 |
アッ!暗闇に不気味な影が・・・・ |
近づいてみると随分痩せた人でした! ミステリーツアーは1時間ちょっとで終わり、 ホテルに戻って休みました。 中世の街で一夜を過ごしているなんて・・・・ 実感がわかない・・・・ |
![]() 翌朝、ホテル内のレストラン |
![]() ここの蜂蜜が凄く美味しくて いつも家で食べているのと違って、 ビンからスーッと流れ出て来ないくらい 濃密でお味も蜂の味がしました。 |
![]() さあ、荷物を出してチェスキークルムロフともお別れです。 |
![]() Hotel bellveveuを背にして左側、 そこを左に行くとクルムロフ城 |
![]() 右に行くと、とんがり帽子のゲートを潜り町を出ます。 |
![]() チェスキークルムロフの街の中に 観光バスは入ってこれません。 バスの所まで少し歩きます。 |
![]() あっ!この変った煙突の飾り お城の展望台から見えました。 |
![]() さあ、これから小雨の中をザルツブルクまで 約3時間のバスの旅です。 ザルツブルクに続く HOME |